2021年の東海大学組込みソフトウェア開発特別講義をオンラインで行ってきました。そのまとめです。
今回の流れ
昨年2020年の特別講義と同様に200分の2枠のオンライン授業です。
前半・後半で以下のようになりました。
- 前半 100分
- 事前に撮影した40分の YouTube の講義動画をそれぞれ見てもらうオンデマンド型授業
- その上で質問を Google フォームで受け付ける
- 後半 100分
- 前半の質問を答えるリアルタイム授業
- 最後にアンケートを取る形で授業の理解度と反応を受け付ける
昨年の授業の段階で、今年も続くかもしれないなあと思っていましたが予想が当たってしまいました。
ちなみに前回はこんな感じです。
なにはともあれ、やれることをしっかりやるということで、今年も試行錯誤いたしました。
前半のオンデマンドの流れ
動画の流れはこんな感じです。
限定公開のURLを事前に教えて、スライドを軸にして登壇がはじまります。
最近は、クラウドだけでなく手元の AI 作成も作りやすくなっているよと言う話で Microsoft Lobe のデモを交えて話をしました。実際のアンケートでも「こんなに手軽にできて教材もあるなんて!」という反応も多かったです。
そして、今回もいくつかのデモを盛り込みました。
まずは obniz の温度センサーのデモ。
M5Stack と Grove CO2 センサーのデモです。使いやすいデバイス・センサー・インターネットこちらを駆使して試行錯誤をしやすいよと言う話から、コロナの状況を通して、使われるセンサーも変わってきて面白いCO2 センサーはマイナーなものだったが、ここに来て人の密を計測する手法が大切になってきた話をしました。
そして、ファミリーテックも前回に引き続き進化したものを加えました。このあたりは生活に密着したコンテンツなので、生徒にも印象に残ったコメントも多くうれしかったです。
質問アンケートは今回も Google フォームで作りました。
実際の質問の内容です。動画を見はじめて、少し経過したらどんどん投稿されて
Discord にも通知を出していたのリアルタイム感がすごかったです。合計 33 件投稿いただいて、おおむねの回答を書いていきつつ答える流れ。
後半のリアルタイムの流れ
今回の授業は Zoom に集まりました。およそ40人の参加者がいたようです!1つの質問2~3分で答えて、30の質問を答えていきました。およそ80分くらいしゃべりつづけました。事前に話すことを考えることは出来たのものの、本番ではそこにパッションとアドリブを加える感じでした。
前回と同じようにリアクションシステムを生徒にお伝えして「いいね!」って思ったら反応してもらうようにしました。最大時に5秒間で600以上いいねリアクションをもらっていて、
最終的に、131723 いいね もらいました。つどつど、リアクションを見ながら対応してましたが、結構気持ちが盛り上がるし、やっぱりいいですね。また今回はさらに発展して CSV ダウンロードができるようにしていたので、データ振り返りがしやすかったです。
授業後のアンケートの様子
後半のアンケートの反応です。
結果としては、良い反応が多かったです。
今回も、この特別講義のなかで、実は1番目を担っていました。生徒にも、いろいろなメッセージを届けることができてホッとしています。
2年目のオンライン授業ということで、生徒も慣れてきている中で、しっかりオンラインの体験を作ることができるか考えて、ラジオパーソナリティ+リアルタイムデモ(オンデマンド)を1年目から、より整えて臨みましたがうまくできて良かったです!