オープン設備制御研究会にて監視カメラシステムMobotixとHoloLensを連携してきました。そのふりかえりです。
どんなことをしてきたか
なんといっても、中畑さんの動画が分かりやすいです。
当日の雰囲気
監視カメラシステムMobotixとKNX+DALI+Pepper+HoloLensをつなげてみよう! – connpass
今回のイベントに興味を持っていただいた10人ほどの参加者が集まりました。
オープン設備制御研究会でMobotixの説明会を株式会社アステイ久保田淳さんからのご説明です! #mobotix #ofcsg pic.twitter.com/ZeEF2OWIJK
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) June 12, 2018
わかりにくいけど #Mobotix 監視カメラはこんな感じで設置しています。あらかじめ監視ソフトソフトウェアで判定範囲を細かく決めていて前を通ると判定してMQTTを飛ばしてHoloLensと連携してます。 #noderedjp #nodered #HoloLens #ofcsg pic.twitter.com/5CPnYQkbX6
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) June 12, 2018
株式会社アステイ久保田淳さまから監視カメラシステムMobotixの紹介いただきまして、カメラの特性・実戦的な使い方・他機器のとの連携方法のバリエーションなど活発に議論が行われました。
中畑さん、設備連携の話をするとき、ほんと楽しそう。
連携してみて考えた
Think Japan Developer Day LT大会で登壇してきたものは、実はこちらにも生かされています。
登壇ではON/OFFの連携をしていましたが、今回は監視カメラシステムMobotixからGPIOの信号を操作し、Raspberry PiをがGPIOピンで受け取ったあと他機器に配る仕組みをNode-REDで作りHoloLensとも連携しました。
中畑さんとは今までNode-REDで何度も連携しているので、その場の軽い設計打ち合わせのみでNode-REDの基礎を構築できました。
- MQTTブローカーノードたてておけば大抵のものと連携できる安心感
- 今回も松下さん・北崎さんからDMX・Pepperを引き込んでいただき、HoloLens・KNX照明とも連携できました
- Rapberry PiのGPIOノードは、GPIO入出力対応した機器と親和性がとても高い
- デジタルサイネージ機器 BrightSign HD223 のGPIO制御をRaspberry Pi Node-REDから連携した件で可能性は感じていましたがON/OFF信号でもかなり使える
- HoloLensも自分がMQTTと仲良くなってきたのもあってトラブルなくつながるようになってきた
- このあたりの知見は後日ブログにまとめるつもりです
このように、無事に接続でき、みなさんと話し合いながら知見を貯めることができました。
HoloLensで撮影していたワイワイと盛り上がっている構図。動いたときは「おお!」と歓声が上がったり、それぞれの持ち寄った機材をネタにざっくばらんに話す雰囲気もあり、とても楽しいイベントとなりました!
Think Japan Developer Day の次の日だったのもありパワーの貯めがなく、ふりかえりに時間がかかりましたが、まとめられてよかったです!
今回改めて学んだのは、KNXによる照明制御や監視カメラシステムMobotixに代表される専門の方々が積み重ねて実現できるパートはちゃんとおまかせして、私は私でネットワーク接続やWEB技術・HoloLens制作といった形で、お互いに得意な分野をうまくミックスすると、その場のみんなの技術力がググッと昇華されて、さらなる面白い試行錯誤の領域に到達できるというところでした。高揚感!