AWS Cloud9 の環境に Node-RED グローバルインストールして動かしたメモ

AWS Cloud9 の環境に Node-RED グローバルインストールして動かしたメモです。

Cloud9 をひとつ作成

2022/7 の情報で進めます。

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Cloud9 のページから作成していきます。

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今回は m5.large (8 GiB RAM + 2 vCPU) にしてみました。IDE 起動時しか動かないのが Cloud9 の良いところなので、ちょっと良いやつで。

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Platform は Amazon Linux2 でいいでしょう。

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Cost Savingは 30 分で。他の設定はデフォルトのまま進めて、Review で設定を確認して作成します。

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待ちます。

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Cloud9 が立ち上がったら、下部のターミナルを確認します。

Node.js と npm のバージョン確認

Node.js まわりの動作確認です。

node -v

こちらのコマンドを入力して Enter キーをクリックします。

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もし、上記コマンドをコピーアンドペーストするときは、Chrome ブラウザのアドレスバー付近にこのような確認が表示されるので、許可をクリックします。

v16.16.0

バージョンが表示されます。

npm -v

こちらのコマンドを入力して Enter キーをクリックします。

8.11.0

バージョンが表示されます。

Node-RED のインストール

ローカルでNode-REDを実行する : Node-RED日本ユーザ会 を参考にコマンドを実行します。

npm install -g --unsafe-perm node-red

こちらのコマンドを実行します。ちなみに sudo で始めると sudo: npm: command not found というエラーになりました。

インストールされたら、

node-red

で、起動します。

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無事起動しました!

Node-RED を見てみる

AWS Cloud9統合開発環境 (IDE)で実行中のアプリケーションをプレビュー – AWS Cloud9

こちらの記事を参考に、プレビューしてみます。

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Welcome Page のタブを一度クリックしてフォーカスを当てます。

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上部のメニュー > Tools > Preview > Preview Runnin Application をクリックします。

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Welcome Page の横に Preview として Node-RED が表示されます。

別のタブで大きく表示してみる

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Preview のアドレスバーの右横の Pop Out New Window というボタンをクリックすると、別のブラウザタブで大きく表示されます。

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このように、いつもの Node-RED の画面の大きさで見れました。

ザっと動かしてみた

動作チェックで、ザっと動かしてみた結果としては、以下の通りです。

  • inject ノードと debug ノードをシンプルに動かしてデバックタブにメッセージが表示
    • できた
  • http request ノードで柴犬 API http://shibe.online/api/shibes にアクセスして受信
    • できた
  • CloudMQTT でつくった外部の MQTT ブローカーで mqtt ノードから特定トピックで送受信
    • できた
    • MQTT のポートは閉じられてない模様(やった!)
  • node-red-dashboard ノードが追加インストールできた
    • IDE を閉じて完全に終了して開きなおしてもノードインストールが維持されていました
    • インスタンスに素直にインストールされるので、そのまま残っている

ということで、サッと Node-RED を試すくらいであれば、問題なさそうです。ハンズオンレベルならいけそうかも。

ためしにシークレットタブで開いてみると、ちゃんと表示されない(えらい)

今回操作している Cloud9 のAWS アカウントでログインをしていないブラウザでみると、ちゃんと表示されませんでした。

つまり、他のユーザーが見ても見れないということ。

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実行中のアプリケーションをプレビューした後、インターネット経由で他の人が利用できるようにする場合は、実行中のアプリケーションをインターネット経由で共有する TIPS で、インスタンスを公開する作業をすれば良さそうですが、その場合は、エディタに ID とパスワード設定するなど、いろいろしっかり設定したほうが良いので、ここはもう少し慎重に調査したほうが良さそうです。