TECH Street さん主催の Node-RED エンジニア勉強会 イベントで登壇してきました

5/27に TECH Street さん主催の Node-RED エンジニア勉強会で登壇してきました。自分のまとめです。

イベント内容

Node-REDエンジニア勉強会〜ローコード開発のトレンドとユーザー活用事例を学ぶ〜 – connpass

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■■Node-REDエンジニア勉強会■■
システム開発にかかる工数やコストを大きく軽減できると注目されている「ローコード(Low Code)開発」。
今回はローコード開発を可能とするIoT向けビジュアルプログラミングツール「Node-RED (https://nodered.org/ ) 」を中心に活用ユーザー事例やNode-REDについて学びます。

とのことで、以下のような流れで登壇してきました。Mitz さんに Node-RED がテーマのイベントしませんか?とお声がけいただいて、ユーザーグループ以外でちゃんと Node-RED を聞きたいフィールドがあるんだと、とてもうれしく快諾したことを覚えています。

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タイムスケジュールはこのような流れ。Node-RED の基礎、活用の部分を話させていただきました。

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開催までは、TECH Street の運営の方々や、松岡さん・あややさんとメインの登壇である、私の内容を徐々にディスカッションさせていただきました。

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また、こんなかんじで登壇する木戸さん・豊田さんともネタかぶりがないか、といいつつも、つながりが離れすぎていないか滑らかかどうかというのは都度都度会話して、全体のバランスを取りながらイベント内容の一体化を考えて進めました。

というと、なんだか聞こえがいいのですが、ぶっちゃけると、わたし含め木戸さんも豊田さんもたくさんネタを持っているだけに、かぶってしまうともったいないし、ゆるく関連しあうとイイよねー的にワイワイ進めていました!

登壇した内容

さて、登壇したスライドはこちらです。

基礎編

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全体の内容の見通しをよくして、参加者が戸惑わないようにするためにこんなスライドからスタート。結構話しやすかったので、他のイベントでも使おうかなと思いました。

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基本的な Node-RED の使い方をその場で実際に手を動かしながらリアルタイムデモをしつつ、柴犬画像へつなぐフローもお伝えしました。このあたりは、体感してもらうのが一番よく、バックヤードで会話していた時も「リアルタイムデモは参加者の満足度高いです!」と伺っていたので、うまくお伝えできてよかったです。

ビジネス事例編

つづいて、Node-RED Con Tokyo 2020 を例に最近のビジネス事例をお伝えしました。これでも結構喋れまして、事前に練習した時にフルで10分これだけの話をしてしまって構成を見直しました(笑)

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結果としては、ビジネス事例はいくらでも話せるし楽しいけど 5 分程度にとどめて、こちらのCO2センサーのデータを取得し可視化するリアルタイムデモをお伝えすることにしました。このあたり、最近の事情でニーズが高まっている事例で。CO2 濃度で空間の換気タイミングを把握できるんですよね。

さらに、ビジネスでも大事なこととして、Node-RED がこのように軽快に小さく作って仕組みを発展したり可視化や通知を検討して、良い感じの自動化をしていける側面をお伝えしました。

プライベート編

最後はプライベート編です。ウォンバット情報収集ネタとファミリーテックネタという割と振れ幅がつけてお伝えしました。実は「ウォンバット+テックネタぜひ聞いてみたいです!」という運営の方々のニーズもあって、面白く構成させていただきました。

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いままで、あまり外で話してこなかった、ウォンバットについてガチの情報収集システムを Node-RED で作っていることを話せたのは、正直とても楽しかったです。やっぱ根幹にある偏愛のエネルギーでテックを伝えると半端ないですね。

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こちらも、最近うまく仕上げることができた、5000件に迫る過去のログをまとめなおすツールの話もしました。こういうのって、徐々に育ててかなりちゃんとした仕組みになるので、伝えるときには複雑になりがちなのですが、Node-REDのおかげでなんとか分かりやすく伝えれたと思います。

振り返って

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ということで、基礎・ビジネス・プライベートと様々な切り口で Node-RED の魅力を語ることができました。

半月ほど、あーでもないこーでもないとコンテンツを作り、しかも 10 分という話し過ぎると超過するけど、抑えめに行くと内容が薄くなるという絶妙な時間設定の中で良い感じに詰め込むべく、リアルタイムデモとトークを自己リハーサルして最終的にはうまく仕上げることができました。

実際、全体のコンテンツとしても、良い雰囲気、良い流れができたようで。

◆楽しさが伝わってきました。
◆Node-REDを業務で使用しているのですが、未使用だったので、触っていける気がしました。
◆ほんと面白かった!
◆具体的な事例がたくさん聞けたところ
◆登壇者の皆さんの(特に田中さんの)Node-REDへの愛を感じました
◆和気あいあいが一番です!w
◆Node-REDに関して何も知らなかったので,大変いい勉強になりました!
◆Node-REDの魅力を感じれた。またビジネス事例で可能性を感じることができた。
◆Node-RED、いろいろと使えそうなことが分かって良かった
◆楽しく学べました!さっそく触ってみます!

このように、参加者の方からは良いコメントを数多くいただけました。いやーうれしいですね。

実際、質問タイムでも色々な話が出ていて時間内に答えきらないくらいのボリュームで熱量高めでしたし、その後、登壇者のみなさんで残った質問で追い返事をしたりして楽しかったです。

今回のイベント、運営の皆さんとも良いコラボレーションができましたし、木戸さんや豊田さんと勝手知ったる感じに Node-RED の良さを実例とともにお伝えすることができました。このような機会をいただき改めて感謝申し上げます!ありがとうございました!

こういった雰囲気で技術を楽しく伝えること、引き続きやっていきたいと思っています!