DevRel/Asia 2020 で登壇してきました。自分のまとめです。
登壇するまでの流れ
#DevRelAsia のCFP、一旦は昨日出したけど、今日アップデートして、ひとまず完成!うまく伝わるといいな!
アップデートしたよってメール通知が来ないのだけ心配だけど、Load CFPで読み込んだら、内容は更新されてたので、きっと届いているはず!#DevRel #DevReljp— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) August 15, 2020
今回のイベントは、日本人の場合、日本語で喋る母国語セッション枠もありましたが、英語で話すセッション枠を狙いを絞ってCFPを申し込みました。
アジア・太平洋地域が対象の #DevRel オンラインカンファレンスDevRel/Asia 2020で Possibilities of online DevRel! という内容で英語登壇します。昨今のオンラインでの DevRel 活動の試行錯誤を話します!
ご興味あればぜひ! 11/14開催です~。#DevRelAsia #DevReljphttps://t.co/kbwaE0ms91— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) August 26, 2020
いつもどおり、かなりドキドキしていたんですが、選出開始から、結構早い段階で選出していただくことができました。日本の方だけでなく、他のアジアの人にも英語で書いたものが伝わるっていう体験は気持ちが高揚しました!
We're announced great speaker @1ft_seabass at 1ft-seabass, "Possibilities of online DevRel! ~The online positive changing tips as an external evangelist! ~". I'm looking forward it! Ticket is free, register now! #DevRel #DevRelAsia https://t.co/1lgABn46GM pic.twitter.com/5DTin9FDL3
— DevRel/Asia 2020 (@devrelasia) September 10, 2020
運営のツイートでもアピールいただけました。
このようなプロフィールでした。
事前インタビューで急いで準備
Today, we will provide speaker's interview w/ @1ft_seabass at DevRel/Asia 2020. It will be started below.
JST/KST 11:00
SGT/CST/WITA 10:00
WIB 9:00
IST 7:30
CEST 4:00
BST 3:00
EDT 22:00
PDT 19:00
You can watch it on Twitter or YouTube!https://t.co/hU4vObwJ30#DevRelAsia— DevRel/Asia 2020 (@devrelasia) October 19, 2020
選出いただいて間もなく、9月のことです。なんと事前インタビューの依頼が。Node-RED Con Tokyo 2020 が落ち着く、10月中旬に行うことにしました。
英語枠で登壇してしまうと、もちろんインタビューも英語なんですよね!
Thank you very much! I'm so glad you prepared enjoyable questions! #DevRelAsia #DevRel https://t.co/DP9YR9MvQh
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) October 19, 2020
DMM英会話で「いやー実は11月登壇なのに、9月の今の段階でインタビューのために練習しないといけないんですよ!」と、ばかりに、いつもの講師にお伝えして練習してみましたが、質疑応答はある程度決まっているものの、ちゃんとその場で聞かないといけないので、話したいことを大まかに話して頭の中で主要な単語を出やすくして、インタビュー当日に臨むというコミュニケーションをとりました。
リハーサル時の時差コミュニケーション
日付や時間帯を決めるコミュニケーションも英語のやり取りでした。ですが、時差の読み間違えで何度かやり取りをしてしまい、とても勉強になりました。0時の解釈がよくわかってない。
日本の知り合いの方が担当だったので、最後は日本語でもフォローいただいたりしたんですが、これ仕事のミーティング調整でしくじったりしたら、めちゃくちゃ怖いよな~~~!と気が引き締まりました。そういう機会が来たら、この経験を活かしたいです。
リハーサルしてよかったです。
当日使うStreamYardがカメラデバイスを全部占有するせいで、以前整えた ATEM Mini Pro をカメラデバイスとして取り込んでイイ感じにメインの画面共有にカメラアプリで呼び込む方法が使えないことが分かったんですよね。
なので、カメラ設定そのものでデバイス切り替えをするオペレーションの必要性に気づけたのことは良かったです。
作り上げるのに苦労した当日まで
いつものDMM英会話でのプレゼン練習です。今回、正直なところ、インタビューで一旦燃え尽きまして、忙しさも相まって、なかなか本番の練習に行きつくことができませんでした。
本格化したのは、11月に入ってから。
今日の #DMM英会話 は、#DevRelAsia のプレゼン練習。作り途中のスライドで試す決心がつかなかったけど、強引に前半だけ話しました。毎回この心理状態になる。
約 7 分。キーポイントだけなので、ページ間のトークはアドリブだけど十分伝わった。話すことで加える内容が見えたのでよかった! #DevRel— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) November 6, 2020
途中でもやってみるプロトタイピンこそ大事ということで、作り途中のスライドで強引に前半だけ話しました。ここから一気に、練れていくようになりました。
今日の #DMM英会話 は #DevRelAsia プレゼンの後半を軽く回してみる。シェアした資料を一緒にめくる形でやってます。
色々話したら結構時間かかってタイムオーバー(10分程度)。
話す内容がちゃんとあるということは分かったので、整理しつつ必要なページ作ってちゃんと言語化しようー! pic.twitter.com/AEuCjVMRph— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) November 9, 2020
後半も強引に仕上げて練習。スライドで足りない部分を、その場でアドリブでなんとか伝えようとして頑張ると、バチっと内容が締まっていくんですよね。それがたのしい。
今日の #DMM英会話 2つめのレッスン #DevRelAsia のプレゼン練習。だいぶ仕上げた前半部分のプレゼンをもう一度。1つめと同じ講師の人だけど、楽しんで聞いてくれるし「ちょっと早くしゃべったけどいかがですかね?」という質問に、よかったよ!と答えてくれたりでありがたい。
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) November 12, 2020
1日前には、2つの枠を取って合計50分のレッスンの中で、本番さながらに前半後半を合わせた通しの練習と振り返り。時間に余裕があると、前振りから途中の説明も加えることができます。1枠の25分のレッスンの中で焦るときと比べると、じっくり向き合えるのがいいですね。
ここで前半にHoloLens 2 リアルタイムデモを加えた練習も入れられるようになってきている状態です。このあたりで、リアルタイムデモをいかに成功させるかを何度も考えて、話す内容・プレゼンのテンポ・無駄を省いて流れの整理を行いました。
明日も朝に #DMM英会話 1つ取っておいてよかったー。うひー。あと1回チャンスがあるので、仕上げなおすー。 #DevRelAsia
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) November 13, 2020
結果としてはリアルタイムデモに盛大に手間取り、そのあとも英語での立て直しは難しくボロボロになってしまい、これが本番だったらヤバいって反省しきりの、悔いが残る結果になりました。
この1日前の盛大にこけたことで、気が引き締まりリアルタイムデモも流れを磨くことができたと思っています。
また、HoloLens 2 のデモのブラッシュアップも行っていました。
HoloLens 2 が一度スリープしてしまうと、ログイン・Miracastの再接続・表示待ちが生じてしまうというタイムロスが生じてしまうんですよね。
かといって、イベントの雰囲気から HoloLens 2 かぶってのスタートは DevRel の印象じゃなくなってしまうというところを、どうにか解決するべく、HoloLens 2 がいかにスリープせずに使えるかの検証をたくさん行いました。その甲斐あって「デモの時だけサッとかぶって、すぐにMiracast接続でのデモが開始できる」という無駄のない流れにすることができました。
いよいよ当日
今日の #DMM英会話 は #DevRelAsia 登壇の最終チェック。20分のプレゼンを全部試すと時間足りないので、とくに大事な前半のプレゼン部分をチェック。ばっちりうまくいった。あとは本番を待つのみ!
ここまで練習にお付き合いいあただいたことを感謝しつつ、とても盛り上がって会話できました!— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) November 13, 2020
そうはいいつつも、当日の朝、最終練習で無事うまく説明できました。しかも、25分のレッスンの中で20分で喋り切れて、うまくレッスン自体も締めれるという着地。
なぜ、ここまで仕上げないと行けなかったかというと、
今日は午前は #protoout プロトアウトスタジオの4期生・法人授業1期生のリハーサル。そして午後は14:10 JST から #DevRelAsia のAsia1トラックで登壇という、かなりタフな1日になりそうだけど楽しんでいきます!
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) November 13, 2020
生徒の皆さんの発表リハーサル、とくにメンタリングのしてる生徒の発表で、持てる力で一生懸命に伝える姿に良い具合にパワーをもらいました。そして私も 14:10 JST よりこちらで英語登壇してきますー。https://t.co/kbwaE0ms91
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) November 14, 2020
はい。プロトアウトスタジオの発表リハーサルが午前中埋まってたんですよね。なので、午後の登壇まで練習して修正できる時間がゼロだったためです。
DevRel/Asia 2020 Asia1 トラック 14:10 JST より英語登壇してきます!
以下の YouTube Live アドレスでリアルタイム配信しています。開催中は追いかけ再生できるはずです~。https://t.co/0Tj7ETQ0IQ#DevRelAsia #DevRel
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) November 14, 2020
こんなツイートをしつつ、
- 通信の安定性を最大限にするため無線LANから有線LANに切り替え
- HoloLens 2 の充電をしつつ、スリープ知見を元に、サッと始めるための調整
- デモ用の人の動きが見えるサブカメラの三脚設置およびラズパイ連携
- 精神統一(だいじ)
このあたりを準備して待ちます。
いよいよスタートです。進行役の方にせっかく胸のステッカーをつっこんでもらっているのに、うまくやり取りできなかったり、オンラインだけに状況が捉えられないスタートできたが、徐々に落ち着いて登壇をスタートすることできました。
このようなことを話しました。
New online IoT lecture method invented by @1ft_seabass #DevRelAsia pic.twitter.com/JdA53YqGkC
— 舟木将彦/Masahiko FUNAKI (@mfunaki) November 14, 2020
当日視聴してくれていた方からもツイート!
そしていよいよ中盤のデモ!
It is really challenging to demonstrate VR/MR online (non-physically) Even physically, you know, it's hard to deliver the experience w/o wearing a device! @1ft_seabass #DevRelAsia pic.twitter.com/jAGRX0LxPo
— 舟木将彦/Masahiko FUNAKI (@mfunaki) November 14, 2020
無事うまく伝えることができました~。
うまくいったけど、登壇は質問までが登壇です
そう。登壇後に質問タイムがあるんですよ。しかも今回の登壇、タイムマネジメントばっちりで20分きっかりで終わったので5分質問タイムがあったんですよね。
いやー、ホッとしたのか言語野が弱くなっててグダグダしてしまいました。それでも、気張ってなんとか頑張って伝えることはできました。前回は Slido を見る余裕があったので質問される前に文字で概要がつかめたのですが、今回はそういう気が回らずダイレクトに会話を聞いて答える流れだったので、より難しかったかもしれませんね。
加えて、ハプニングは起こるもので、ScanSnap のオンラインアップデートが走って、画面を閉じたり、実は、Stream Yard の画面共有を OFF にしようと思ったら Leave ボタンを押してしまい、10秒くらい登壇から外れてすぐ戻ったりと、静かに いろいろと起きていました。日本語だったら流ちょうにフォローできますけど、英語だととても無理なのでこういう時は大変です。でもいい経験になりました。
ほんと、質問し終えるまでが登壇です。このあたりの反省は、直後の DMM 英会話でも伝えました。今後のスキルアップしたいポイントとして、心に刻んでおきます。
うー、くやしいなー。もっとしっかり応答したいのでがんばろう。
なにはともあれメッセージは伝えられた
英語登壇+ #Hololens2 リアルタイムデモの実績が解除できた~。たくさん練習した甲斐があった。 pic.twitter.com/8UOrgiYRXJ
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) November 14, 2020
反省点は色々とありますが、デモも成功しましたし充実感があります。全体としては伝えることができました。当日までに自分の英語力をギリギリまで引き上げることができ、HoloLens 2 のデモをはじめとして、このオンライン中心になった世界で DevRel にまつわる思考錯誤をしたものを、まとめることができました。
DevRel/Asia 2020 のスタッフの方々には、CFP採択からはじまり、リハーサルやインタビューを企画いただいたり、当日までの色々なやり取り、そして登壇でのナビゲーションなどなど、本当にお世話になりました!当日はリラックスして登壇できました。ありがとうございました。
登壇の最後にも話しましたが、withコロナの中でめまぐるしく状況が変化して未来は読めませんが、オンラインで得た知見がまた戻ってくるであろうオフラインとのハイブリッドになる時期を楽しみにしつつ、またいろいろと伝えられるように DevRel なアクションをしていきたいと思います!