3月3日に開催された広島IoTイベントでハンズオンのお手伝いをしてきました。そのまとめです。
イベント概要
イベントの情報はこちらです。
ようこそIoTの世界へ ~これから始めるIoTとエッジデバイス開発 – 広島県ホームページ
「イノベーション立県」をめざす広島県は,2018年度から本格的にIoT(モノのインターネット)の活用への取り組みを強化します。
今回は,国内の多くの企業・自治体でIoTのコンサルティング,インテグレーションで実績のある株式会社ウフルによるセミナーとハンズオンを実施いたします。IoTに関心のある方は是非ご参加ください。
ウフルの八子さんやMbedエバンジェリストの勝さんが講師として名を連ねるIoTイベントに、私も第二部のハンズオンを担当しました。
ハンズオンの風景
ハンズオンは2.5時間の構成で行われました。
今回は Mbed プラットフォームを使ったハンズオンで、 Milkcocoa とIoTの基本となる「センシングデータのクラウド上で可視化」という流れを体験していただきました。
ウフルの担当の方々とともに、内容をつどつどすり合わせながら、Mbedエバンジェリスト勝さんから進行のアドバイスをいただき進行を組んでいきました。
今回はMulti IoT Board+NUCLEO-L432KCを使ったMbedプロトタイプ教材を作り、光や温度などセンサーを体験していただいてMilkcocoaでのデータ蓄積と可視化までを行いました。
IoTを理解するには、実際に手を動かしてみることが重要なので、みなさんにノートPCを持ってきていただいての、こんなスライドからの丁寧な立ち上がりを心がけました。
LEDの光り方も最初はプログラム少しだけ編集しても大きく変わるような仕組みを。
まずは基礎の1秒ごとの点滅。
すこしプログラムを変えるだけで点滅が早くなる流れ。
ここから当初光っていたLEDの光る場所が変わり、NUCLEOでのLED点滅がMulti IoT Board側のLEDが点滅するようになり「デバイスの制御する場所がこんな風に手軽に変更できる」ということをお伝えできました。
会場の Innovation Hub HIROSHIMA Camps(イノベーション・ハブ・ひろしまCamps) は、とてもおしゃれで制作捗りそうな空間でした。
まとめ
今回は当日までいろいろな施策をして臨みまして、幸いにも、全員Lチカ→センシング体験→Milkcocoaでの可視化体験まで行うことができました。
- IoTでありがちなネットワーク調整に関して柔軟に対応できた
- 参加者によって進行度合いがまちまちになることに対してトークと資料での仕掛けで対応できた
- しっかりとした進行はおさえつつ、なるべく平易なIoT感を出せた(要はとっつきやすさ)
というあたりは、良かったと思います。これも勝さんをはじめウフルの方々からのハードウェア・ソフトウェア両面のサポートがあるからこそ、安心して進行できた面が大きいです。
そして、歓迎いただいた、広島県商工労働局 イノベーション推進チーム イノベーション環境整備グループの方々や参加者の皆さまありがとうございました!
引き続き、このような、IoT関連の動きに関わっていきたいと思っています。