Node-RED の debug ノードで JSONata を使ってデバッグ用文字列を出力するメモです。
背景
たとえば、このような日時(タイムスタンプ)を出力する inject ノードと debug ノードがあるとします。
通常 debug ノードは msg.payload にある値が表示されます。
今回の場合は日時(タイムスタンプ)のデータです。
デバッグ時にフローの通る値を検証できるので、だいたいの用途としてはいいのですが、たとえば JavaScript のコンソールのような console.log(“成功”) で「成功」と出力したい場合にパッと表示したいときがあります。
JSONata を使ってデバッグ用文字列を出力するといい
こういうときは、debug ノードのプロパティで msg.payload ではなくて JSONata 式を選択します。
さらに “成功” と JSONata 式で文字列の「成功」を指定します。
そうすると、実際に debug ノードでデバッグ用文字列として「成功の文字列を出力してくれます。
今回のフローでも inject ノードのボタンをクリックして日時(タイムスタンプ)データが流れてきても「成功」という文字が表示されます。