東海EC株式会社様への情報顧問活動の実績をまとめました

東海EC株式会社様への情報顧問活動の実績をまとめました。

情報顧問について

東海EC株式会社様 とは以前から Node-RED と IoT の実装サポートや AWS Amplify の社内システム実装などで関っております。その中で 2022年~2023年 にかけて、社内の様々な情報系のツール導入の調査・アドバイス・実装サポートを行う「情報顧問」という立場として参画させていただきました。

  • 社内 BI ツールのヒアリングとツール選定軸の策定
  • 帳票ツールの API調査とプロトタイプ実装
  • Power BI ツールの試作
  • Power BIと連動できる Microsoft 他サービス調査

などを行いました。

とくに、社内 BI ツールのヒアリングとツール選定軸の策定では、実際の担当者の方々からヒアリングからはじまり、具体的な会計データの Excel ・ CSV 運用部分の現状と問題点を把握。社内の状況に合わせた使いやすさ・各社員へのアカウント展開のしやすさ・費用の目安などのツール選定の軸を設計し、ツール選定の具体的なスケジュールを策定しました。

結果、Power BI の選定が完了しまして、Microsoft アカウントの試用からはじまり社内の Power BI 環境を作成し試作を行いました。途中、試作したダッシュボードをたたき台に実務の方とヒアリングを行い、試作の精度を高め、実際の運用へのズレを少なくしました。

社内デモと講習

Power BI と関連ツールの試作により大まかな指針が整い、実際のデータを使った試作でさらに整え、Micorosft アカウントを社員に払い出すサポートを行いながら Power BI についてのデモや社員向け講習を行いました。

当日の様子です。実施スケジュールの策定からはじまり、当日のプランニング、実際の講習の実施を行っております。

その他にも Microsoft 365 アカウントで払い出せる Microsoft サービス(Power Automate, OneDrive for Business)の調査も行いま、実際にかかる費用の月ごとの見込みを算出しつつ、社内でのアカウント数の見込みのヒアリングを行いました。
現在の社内で作業負荷の高い会計データに着目。Power Automate, OneDrive for Business を使った自動更新機能の試作を行い社内へプロトタイプおよび提案も行っています。

私としては、BI ツールの導入という、あまり経験のない対応ではありましたが、サッとプロトタイピングを行いつつ、それをたたき台に実際の現場の状況の解像度を上げていくような動きがうまくでき、導入を具体化することができました。