3/12にデジタルライト 中畑さんのところで機器制御ネットワーク通信プロトコルKNXとHoloLensをつなげる実験をしてきました。
まずKNXのレクチャー
Node-REDのKNXノードを見せていただいて、いろいろとレクチャーいただきました。
以前のDALIの実験で勝手知ったる感じで、すでに設定されているRaspberry PiのIPからNode-REDを見ながら仕組みを教えてもらいました。
KNXの受付に対して、まるでリモコンのボタン一つに見立てた、デジタル上の機能オブジェクトに対して命令を送る仕組みのようです。
DALIよりも照明よりも設備全体に対しても強い規格のようで、命令も独自で作れるというよりも、ちゃんと申請してアドレスを確保すると基本それが世界共通として使われる、まるで、BLEのUUID割当に似たようなルールも備えています。
いざ実験
さて、Node-REDがいろいろなやり取りは吸収してくれるなら、あとはHoloLensからHTTP通信を発生させるだけ。早速作っていきます。
1時間程度の高速クッキング!やはり、MRDesignLabのボタンはめちゃくちゃ役に立ちますね。
シンプルに並べます。実験をする空間に合わせてなるべく近接に。
途中、
- JSONデータにJSONノードを更に噛ましてしまいStringに戻る
- msg.payloadの構造を自分で決めたのにうまく取り出せず迷う
- HoloLendのWi-Fiをつなぎ忘れててIP到達できず
というポカミスをやってしまいましたが、みなさんのモブプログラミングな関わり方でサクッと解決し、無事つながりました!
うまく行った動画がこちらです。中畑さん、おまとめありがとうございます!
まとめ
ということで、KNXとつなげてきました!
Node-RED経由でのKNXとHoloLens連携、2時間でのプロトタイプな実装で無事制御できた!よかった! @nakachon さん、ありがとうございました! #nodered #noderedjp #HoloLens #KNX pic.twitter.com/qD2QHf494C
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) March 12, 2018
当日は、仕組みを作りながらも、参加されたみなさんとKNXぶっちゃけどう?というところや、IoTに強いみなさんとディスカッションできたことも収穫でした。
HoloLensが直接機器制御できることも良いのですが、KNXには確実な機器制御を任せて、かつ、詳しい命令はNode-REDで調整し、実際のUIの部分はHoloLensに任せると行った実験がすぐにできたことは良かったです。自分の開発瞬発力もうまく機能できましたし。
こういったナレッジを胸に、連携事例考えていこうと思います。
それでは、よき KNX & HoloLens & Node-RED Life を!