このたび、はじめての書籍となる「littleBits」ではじめる電子工作という書籍を執筆させていただきました。
littleBits好きが高じて執筆機会をいただく
2015年春ごろのこと。工学社様よりこのブログでlittleBitsのことを書きまくっていたところ、littleBitsで電子工作をはじめる記事を書いてみないかということでお声がけいただいて執筆をさせていただくことになりました。
そして、1年越しの執筆期間を経て、littleBitsの使い方と組み合わせ事例、動作原理について解説する書籍に仕上がりました。本書の執筆にあたっては、初の執筆にビビる私にたくさんの方に相談に乗っていただき、ご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
内容について
普段のプログラムな制作と違って、進めようとしないとまったく進まないので、途中からいろいろ時間の使い方を試行錯誤しながら、私の原稿をベースに編集の方に色々助けてもらいながら、なんとか完成にこぎつけました。
その一例として、執筆中はこんなブレストをホワイトボードでしながら構想をふくらましたりとか。未知のタスクへの取り組み方やボリュームの把握の仕方などと自分なりにかなり勉強になりました。
内容としては、まず、littleBitsの代表的なキットである、BASE KIT、SYNTH KITにて基本的な使い方からはじまり、発展した事例についても解説しています。そして、BASE KIT、SYNTH KITだけでなく、キットに豊富なlittleBitsモジュールから一つ加えると、よりいろいろなプロトタイプが可能になることを伝えています。
たとえば、BASE KITとSYNTH KITのモジュールを組み合わせることで「光センサーと組み合わせて波の音」といった使い方も紹介しました。より複雑なことができる面白い追加モジュール（Arduino・MAKEY MAKEYなど）についても解説しています。
ということで
ということで、2016/10/15ごろより、発売開始です。工学社様のページや、Amazonなどネット書店でも取扱が開始されます。
Amazon.co.jp： 「littleBits」ではじめる電子工作: 田中 正吾: 本
Amazonが一時的に売り切れのときは工学社様の販売リンクからも購入可能です。
ぜひ本書籍を手にとって、littleBitsのいろいろな使い方に触れて、より楽しいlittleBitsライフになるよう願うばかりです。
それでは、よきlittleBits Lifeを！