2022年の東海大学組込みソフトウェア開発特別講義を対面授業でしてきました

2022年の東海大学組込みソフトウェア開発特別講義を対面授業でしてきました。そのまとめです。

自宅→大学への移動

image

  • Grove じゃらじゃら展示してみんなに見てもらう
  • obniz + テープLED ライトデモ
  • M5Stack + CO2 センサーデモ
  • SORACOM CO2 センサーデモ
  • HoloLens 2 + Keigan デモ
  • HoloLens 2 + ヘルスセンサー可視化デモ(Oura Ring)

このあたりをリアルタイムデモするので、キャリーバックでがっつり準備をしました。

image

バス停での写真。その日は雨で、ポリ袋でガードしつつの移動です。

image

今日は東海大学高輪キャンパスへは初の高輪ゲートウェイ駅から向かいました。

image

このように白ーい真新しい駅でした!

image

無人コンビニも体験しつつ、タクシーが捕まらないので、雨の中ですが、徒歩で向かいました。

image

なかなかの雨で、IoT 機材の運搬は難儀しましたが、なんとか辿り着きました!

授業内容

昨年 2021年の特別講義 の良さは取り入れつつの、なんと対面授業でした。

前半・後半で以下のようになりました。

  • 前半授業 4限 15:10-16:50
    • 田中のトークやリアルタイムデモを見る(約60分)
    • 授業中から質問フォームから質問をする(約30分)
  • 後半授業 5限 17:00-18:40
    • 質問フォームから来た質問を田中が答える(約60分)
    • レポートを答える時間(約30分)

ちなみに前回はこんな感じです。

2021年の東海大学組込みソフトウェア開発特別講義をオンラインで行ってきました

前回はオンラインだったんですが、「質問フォームから来た質問を田中が答える」というのがオンラインでやって反応がよかったので、今回は前半授業でトークやリアルタイムデモを見せてから質問を受け付けるという、ハイブリッドな良いとこどりという感じです。

前半のトークやリアルタイムデモ

image

Grove をじゃらじゃら展示しつつ、

image

2時間前に現地入りして各デモを事前にすべて動作させたうえで、現場に運んでイベントに臨みました。準備は1時間でも良さそうですが、「ふーーー」とゆっくりする時間も大切なのでちょうどよかったかなと思っています。

image

あとは出力テストもバッチリ。

image

というわけで、先生にアナウンスしてもらい、このようにスタートしました。

image

obniz + テープLED ライトをリアルタイムデモ。

image

M5Stack + CO2 センサーをリアルタイムデモ。

image

Node-RED の仕組みもつどつど行いました。

image

SORACOM CO2 センサーをリアルタイムデモ。

image

そして HoloLens 2 へ。IoT と組み合わせました。

こちらの HoloLens 2 + M5Stack + CO2 センサー 実際の動作の様子です。

image

HoloLens 2 + ヘルスセンサー可視化デモ(Oura Ring)をリアルタイムデモ。

こちらの HoloLens 2 + ヘルスセンサー可視化デモ(Oura Ring) の実際の動作の様子です。

image

HoloLens 2 + Keigan デモをリアルタイムデモ。

それぞれ、バッチリ成功しました。

image

説明しやすくプロトタイピングしやすいツールとして Node-RED を使いました。

image

enebualr 、Azure や IBM Cloud を使うことによって、クラウドの利用のメリットにも触れています。

質問タイムへ

image

ということで、トークとリアルタイムデモが終わり、質問フォームで質問を待ちます。

image

Google Form にスクリプトを仕込んで Discord に通知を出すようにしています。どんどん質問が来ました。

image

前半の授業は質問を待つ形で終了です。

image

いよいよ後半は 26 個投稿された質問を答えていきました。就職・エンジニアとしての考え方・フリーランス・今回のデモへの質問・未来の話などなど、様々な質問が出てきまして、全力で打ち返させていただきました。生徒も、ちゃんと聞いてくれて、熱量はあったかなと思っています。

image

本来であれば、後半も30分ほど残してレポートを書くタイミングにしたかったのですが、結構、時間を使って色々話しまくりました。

image

カロリー消費や心拍数も見ても、もはや、高負荷な運動というところで、充実感がありました。

image

ということで、あっというまの 200 分授業。生徒からも「ありがとうございました!」といった反応もありうれしかったです。

リアクションシステムから生徒の反応をみる

image

今回も、リアルタイムに反響を得るシステムを作っていたので、スマートフォンで参加してもらいました。

image

最終的に 7500 ほどのリアクションをもらいました。ひとりあたり100 を越えるリアクションをいただいたようです。

image

盛り上がりの様子です。

まず、授業開始してすぐに使い始めてリアクションが集まっていますね。ちょうど後半半分は後半授業で質問に答えるシーンだったので、あまりリアクションは入らず聞き入ってくれていたようです。

さて、リアクションシステムがよく使われたのは前半。時間を見てみると、だいたいデモをするたびにリアクションがグイグイあがっていて、特に HoloLens 2 デモに入ると大きな盛り上がりがあったようなタイムラインでした。

なんとか今回もいい形で終われました

今回は、オンライン授業で好評だった質問タイムに、対面授業で好評だったリアルタイムデモをかけ合わせるという、結構チャレンジな中でしたが、なんとか時間内に収めることができて、生徒にもいろいろなものを届けることができたように思います。

image

実際、授業のレポートを各生徒から出してもらったのですが、「授業は楽しかったですか」「授業は分かりやすかったですか」の5段階評価で、平均で 4.5 付近をキープでき、自由欄のコメントもポジティブでした。

生徒への伝え方としてもハイブリッドという観点からも、学びのあった今回の経験。

より磨いていきます!