Arduino UNO WiFi Rev.2 で GROVE ベースシールドを取り付けて LED を光らせるメモです。
Arduino UNO に装着できる GROVE ベースシールド
以前から愛用している Arduino UNO に装着できる GROVE ベースシールドがあります。
これがあると、Arduino UNO のクセの少ない挙動で GROVE シリーズのセンサーやアクチュエータを動かすことができ、GROVE 系を購入した最初に使ってみるときにハマりにくく良いスタートができます。
たとえば M5Stack などで GROVE を使う前のお守りとして使えますね。
UNO と GROVE で「お、ちゃんと初期不良なく動くね」という安心感があると、そのあと、ピン配置の違いや使うライブラリのお作法の違いであったり ESP32 特有の何かを踏んでも GROVE そのものを疑って疑心暗鬼になることを防ぎながら、M5Stack 特有の何かに立ち向かえるので、ありがたいです。
Arduino UNO WiFi Rev.2 と Arduino UNO のピンまわりのサイズも配置が全く同じように見える
さて、Arduino UNO WiFi Rev.2。
こちらのセットアップ記事で言及したんですが、ピンまわりのサイズも配置が全く同じように見えるんです。
たしかに、Arduino 本家から出ているものですし、キッチリ合わせていても不思議ではありません。
ということで、今回は Arduino UNO WiFi Rev.2 で GROVE ベースシールドを取り付けてみます!
Arduino UNO WiFi Rev.2 で GROVE ベースシールドを取り付け
左が Arduino UNO + GROVE ベースシールド です。右が、まだ取り付けていない Arduino UNO WiFi Rev.2 です。
さっそく取り外して合わせてみます。おお!ぴったり!
ググっと入れると、全ピンきっちりハマりました。もちろん、後ろのほうにある 2 x 3 の細いピン配置もしっかりハマりました。心なしか、Arduino UNO WiFi Rev.2 のほうが、ハマりやすい気がする。ピン穴の太さが良い感じなのかな?(個人的感想です。
じゃじゃーん、ちゃんとハマりました!
LED を光らしてみる
外装的なところでは、まったく同じ寸法ということでいいかんじです。つづいては、内部的挙動の軽めのチェックとして LED を光らせてみましょう。
D3 ポートに GROVE – LED 青 を GROVE ケーブルでつなぎました。
さっそくつないで、プログラムを書き込みます。
int LED_GROVE_PIN = 3; // D3 なので合わせる void setup() { pinMode(LED_GROVE_PIN, OUTPUT); } void loop() { digitalWrite(LED_GROVE_PIN, HIGH); delay(1000); digitalWrite(LED_GROVE_PIN, LOW); delay(1000); }
D3 ポートに挿しこんだので Blink のプログラムを調整したものを書き込みました。ピン配置も一緒ということは、基本的に各ポートでやりとりする役割(デジタル入出力・アナログ入出力・I2C・UART)も一緒のはずなので、見た目のポート D3 からピンは 3 と想像して書けばで動くはず。
無事、LEDが点滅しました!
他のポートはまだ試していませんが、本家のボードですし、なるべく Arduino UNO を基準に挙動を合わせていると感じられました。
これで、 Arduino UNO WiFi Rev.2 で GROVE 部分でセンサーやアクチュエータをつなげるところがやりやすくなり、さらに Wi-Fi ネットワークがつながって、そのまま IoT のアレコレができるという可能性が見えてきました!
たのしみです!