AirTable の find API をうまく使うために recId (Record ID) を事前にカラムに出力するメモ

AirTable の find API をうまく使うために recId (Record ID) を事前にカラムに出力するメモです。

状況

node-red-contrib-airtable などで、特定のデータを探してくる find というのがあって便利です。その API を扱うときに recId という値があるのですが、一度、検索 API で取ってた該当の JSON データから、狙いをつけたレコードの recId (Record ID) を把握するとなると、ひと手間がかかります。

そのときに、recId (Record ID) を事前にカラムに出力できていれば find API 呼びやすいので、やってみます。

やってみる

Record ID – Airtable Support

こちらの公式のドキュメントにも具体的な手順が書いてあります。

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たとえばこのような Table があります。

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+ボタンを押してカラムを追加します。フィールドタイプは Formula という計算式を仕込めるタイプにします。

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こちらの記事 に書いてある通り、 RECORD_ID() という式を指定すると Record ID が呼び出せます。Create field をクリックします。

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すると、このとおり、あたらしく作ったカラムに Record ID がずらっと表示されます。便利。

こうすることで、何かしら設定値を集めた Table を用意し、その中から欲しいレコードだけ取り出すような使い方をするときに、Record ID が分かるので呼び出しやすくなるので、ありがたいです。

こういう使い方が、ちゃんとヘルプに書かれているのが、とても助かりました!