Grove ユニバーサル4ピンコネクタとテープLEDをつなげて試行錯誤するメモ

この記事は Seeed UG Advent Calendar 2018 – Qiita 10日目です。昨日は、 yurinabe さんの Wio LTE JP Version を使用して「リアルいいねボタン ボタン花ちゃん」を作った話 でした。

さて、私が書くのはGrove ユニバーサル4ピンコネクタとテープLEDをつなげて試行錯誤するメモです。

GroveポートにつながるテープLED工作を時々やっている

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以前、NefryBTのGroveポートに直接つなげるためテープLED電子工作をしてみたメモにあるように、GroveポートにつながるテープLEDを作成しまして、表現力も高く大変重宝しております。

今回は試行錯誤したい

こちらでもかなりイケてるのですが、

  • Groveケーブルを一つ壊してしまう
  • 補強部分がグルーガンであまり見栄えが良くない(けれど、機能としてはバッチリ)
  • 使いたい長さに応じた数珠つなぎを目指していきたい

といったところから、Grove ユニバーサル4ピンコネクタ
を使ってうまく作れないか試してみました。

早速やってみる

フルカラーシリアルLEDテープ(17cm)にGrove ユニバーサル4ピンコネクタをつなぎます。

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実は買ったそばから目論見をしくじりまして、直ではんだ付け行けるんじゃないかと思ったら、Grove コネクタのピン幅と接続するテープLEDの接続部の幅が一致せず、直接つなげることは断念しました。

しかし、このあたりは、想定内です。

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では、Grove コネクタのピンと接続するテープLEDの接続部をコードにつなぐようにします。

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まず、写真のように、Groveの配線を意識しやすいように、GroveケーブルをGroveコネクタにくっつけて、色で配線が分かるようにします。

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最近購入したワイヤーストリッパーを使ってコードをむき出しにして、はんだづけ開始。ワイヤーストリッパーめっちゃ便利。

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まず、テープLEDの接続部。はんだが汚いですが、まずは試行錯誤ということで、突き進みます。

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Groveコネクタのほう。このあたりで、短いコードではんだ付けをすると色々とやりにくいことがわかりました。しかも、やってみると気づいたのは、DIと5VはクロスするのでGNDの配線と比べてちょい長めの方がよさそうというところです。

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早速テストしてみます。以前のNefryBTの記事をベースに無事赤く点灯できました!

数珠つなぎにしてみる

味をしめたので、点灯情報を受け取るいわゆる入力方向だけでなく、次へつながる出力方向にもコネクタをつないで数珠つなぎを試してます。

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じゃじゃん。やればやるほど、コードの不格好さが目立ちますが、これはまた改良していきます。

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そして、2つ作ります!Groveケーブルでつなぎます。

少々ハマったのは、入力と出力の方向を間違えてあべこべ挿せるところ。この写真では注意してつなげましたが、逆のまま、電流を流したり動かしたりするのは、テープLEDを痛める原因になりそうです。

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もろもろ悩みはありますが無事点灯できたところを見たら、喜びのほうが勝りました!

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うん。数珠つなぎやっぱりいい!

学びいろいろ

これができたので、学びとしては、

  • より見栄えを良くする必要はありそうだが仕組みとしてはいい感じ
  • 数珠つなぎにできるため、自由に延ばせせるのが良い。
  • さらに板状の形状など汎用性が高まる可能性を感じる
  • はんだ付けとしては6コードで12接続部があるしちょっと手間がかかる
  • 入力と出力の方向を間違えてあべこべ挿せるので注意する必要がある
    • ためしにあべこべにしたが、一発アウトではないのでホッとした。
    • ともあれ気づかずの電流流しっぱなしは痛めると思う
  • Groveケーブルを壊さないのはやっぱりいい
  • はんだ付けがんばれ。自分。

というあたり、とても勉強になりました。

やってみて、絶縁収縮チューブの必要性や、そのほかにも、より良い取り回し方がいろいろやれるなと思ったので、また引き続き試行錯誤続けていきます。

それではよきGrove & テープLEDライフを!