NefryBTのGroveポートに直接つなげるためテープLED電子工作をしてみたメモです。NefryBTのGroveポートにつなげられると、ピン差し込みよりも外れにくく、どこにピンを指すか迷いにくいのでやってみます。
現状の悩ましいこと
現状ではこのように作っています。
オスピンをはんだ付けしてArduino UNOやNefry BTにあるピン抜き差ししやすくすることで、プロトタイプ性を高めています。
ですが、悩ましいことといえば、抜き差ししやすいのですが外れやすいリスクを抱えています。また、当たり前ではあるんですが、GNDピン 黒、3.3Vピン 赤、D2ピン 黄、となると、ちょっと離れていてケーブルに負荷がかかり一層抜けそうな心配も。
このへんはトレードオフではあるんですけどね。
NefryBTのGroveポートつなげたいので検証してみる
ということでGroveポートを検討したいと思いました。
さきほどのオスピン方式と比べると、ピン差し込みよりも外れにくく、NefryBTのピン自体も刻印されて分かりやすいのですが、やはりGroveポート部分のわかりやすさは一段良いです。どこにピンを指すか迷いにくいのです。
まず、オスピン方式を活かしつつ、うまく検証できないかということでジャンパメスケーブルを使います。
GROVE – 4ピン-ジャンパメスケーブル 20cm (5本セット) – スイッチサイエンス
こちらです。これを使うと、Groveのポートへジャンパメス経由で、オスピン方式を連携することができます。
言葉だと分かりにくいですね。こんなかんじで差し込むことが出来ます。GNDピン 黒、3.3Vピン 赤、D2ピン 黄のカラーを合わせて差し込みます。
さて上手くいくでしょうか。NefryBTでフルカラーテープLEDを動かすメモで使ったソースでやってみます。
おお!うまく連携できました。目論見どおりです。
電子工作をしてみた
これでGroveポートとピン刺しの関連がスッキリしたので実際にやってみます。
まず、Groveの通常ケーブルをニッパーで切ります。20cmをちょうど半分にして10cm、10cmの2本ができます。
必要なのは、赤・黒・黄の3本、白は間違いを起こさないようにするためと、結果として赤と黄色がクロスするので、その余裕を持たすために多めに切断します。
ということでハンダ付けしてみました!
これだと前述の通り赤と黄色がクロスしたところが触れてしまう可能性があるので、グルーガンでいいかんじに固めます。いいかんじに。補強と混線が解決できるアプローチ!
まとめ
ということで、点灯してみました。ばっちりですね。少なくともD2がしっかり動きました。
オスピン方式ほどマルチな汎用性としては下がりますが、Groveポート対応することで差し込む分かりやすさと、ケーブルが外れないで持ち運べるので、自分のスキルに合わせたプロトタイプのやりどころとして合致するケースもあると思いました。
それではよき Nefry & テープLED Life を!