Advanced Technology LabにてHoloLens勉強会の講師をしてきました

11/22(水) にAdvanced Technology LabにてHoloLens勉強会の講師をしてきました。

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Advanced Technology Labのスタッフの方々と1ヶ月くらい前から、あれこれディスカッションを進めまして、HoloLensで何か作る人にどう伝えていくかの流れを決めていきました。

だいたいの流れとしては、はじめ1時間は作り方。制作している環境・立方体を表示する流れ・Origamiサンプルの体験・エクストラ(いろいろ)をして、後半は質問タイムでその場に合わせていろいろと参加者と話すという流れにしました。

イベント情報

11/22(水) Hololens勉強会を開催いたします! | Advanced Technology Lab.

前半 16:00~18:00 の雰囲気

まず、前半 16:00~18:00 の雰囲気です。

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徐々に集まってきて、頑張るぞという気持ちが現れている様子。

まず、最初の1時間は「HoloLensで自分の作ったものが見える!」ことをうまく話せまして、質疑応答は活発にご質問をいただきました。

具体的なHoloLensでのコンテンツの方向性や、作る際の位置記憶や、どこまで精密に、どこまで求めて作るといいかと言った話をディスカッションできました。HoloLenは、自分で作っていける、よきブレストツールという話もしましたね。

後半 18:00~20:00 の雰囲気

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表情が前半と違うのは特に困ったことはないものの、2時間話すって楽しいけどHP/MP使うぜ、と、力を貯めて引き締まっている顔ですw

後半は、実際に作ったこともある方がいらっしゃいました。途中、私のUnityのわからない部分や専門用語についてフォローしていただきながら、私も勉強になりました。

経験者から、より突っ込んだ制作についての難しさにもリアルに話すことが出来て、そうは言っても、HoloLensで楽しく作れることもバランス良く。

さらには、ATL SHOWCASE HoloTakibiも交えながら、コンテンツを作る上での現実感の作り方、いままでにない現実と情報の境界の曖昧さ、そして、それを自由に実装できるMixed Realityでの考え方や気をつけていることなど、いま持っている経験と知見をすべて絞り出して話しました。

ほんとこのような形で、実際の制作での、試行錯誤について、考え方も含めて話しました。

Fluent Design System の様々な Dimension での考え方を交えた、可視化の話でこのようなことを話せたり。楽しかったです。

ふりかえり

ということで、なんとか、HoloLens勉強会の講師をやりきることができました。

持てる限りのいろいろなアプローチで、参加者の状況を見ながら話すころができまして、幸いにも2時間ずっと話し続けられました。

伝えるボリュームが あった というのは重要です。

HoloLens勉強会を開催しました!(2017/11/22) | Advanced Technology Lab.

また、アンケートもまず回答数が多くありがたく、加えて、満足度高いようでうれしかったです。

今回、HoloTakibiを作ったおかげで実体験をたくさん話すことができ、既存の自分のIoTとしてのHoloLensの知見や基礎的なHoloLens制作 Tipsの方向からもフォローできたのが、功を奏したと思います。

HoloLensにおける自分の分野というのが、やはり、組み合わせる部分だなというのははっきりしたことも収穫です。

とはいえ、反省点もあり、HoloLensは作れるけどUnityではまだまだ初心者ということもあり、うまく、参加者の方のUnity知見を引き出しながら会話できるといいと感じました。もちろん、自分も勉強は進めつつ、知見をつなげる感覚を養っていけたらと思います。

加えて、自分が作ったことのない、HoloLensの深い制作知見(Sharing・Spectator View)といった部分も、自分が制作しない限りはさすがに実感には落とし込めないものの、すぐに最新の文献が出せたり、会話が出来たりするのは、勉強会の流れが活性するので良いかなと感じています。

それでは、よき HoloLens Life を!