開志専門職大学で VR + IoT + AI 特別講義をしてきました 2025 年版
開志専門職大学で VR + IoT + AI 特別講義をしてきました 2025 年版の自分のまとめです。
Fun・Done・Learn 形式でまとめてみます。→ Fun・Done・Learn が気になる方は、こちらよかったです DX を加速する「ふりかえり」:KPT と Fun Done Learn の活用法
講義内容
いまから新潟にいってきます!今日・明日は開志専門職大学に VR + IoT + AI を伝える特別講義をします! pic.twitter.com/aW3D1itzgv
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) December 18, 2025
昨年と同様に 没入型/空間コンピューティングの授業のゲスト講師をしてきました。
- 1 日目
- 4 コマ(朝~夕方)
- 2 年生
- オープニング
- ハンズオン(長め)
- ライブデモトーク(長め)
- エクストラトーク
- 質疑応答
- 2 年生
- 4 コマ(朝~夕方)
- 2 日目
- 2 コマ(午前~昼)
- オープニング
- ハンズオン(短め)
- ライブデモトーク(短め)
- 質疑応答 - 2 コマ(午後)
- オープニング
- ハンズオン(短め)
- ライブデモトーク(短め)
- 質疑応答
- 2 コマ(午前~昼)
の 2 日の特別講義をしてきました。内容は、この 1 年でだいぶ変化しましたし昨年とは全く違う内容で攻めてみました。
Fun たのしかったこと

まず、昨年も私の授業を受けてくれた 1 年生が 2 年生として来てくれたので、昨年の文脈も踏まえつつのローカル LLM と VR の連携のことを話せたのは楽しかったです。

デモパートも、函館登壇のものをベースにしつつの、より丁寧にローカル LLM の挙動を伝えつつ話せてよかったです。
#開志専門職大学 特別講義では質問タイムがあるんだけど、それを検知するとライトが光るようにしてみました!現場で実際光ったけど何より私がテンションあがる!大事! pic.twitter.com/u5cyFwxyYZ
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) December 18, 2025
今回は質問パートで使う Google フォームと Node-RED と LED ライトを連携させて、質問が来ると検知するとライトが光るようにしてみて、無事動いて楽しかったです!
#開志専門職大学 特別講義、ランチの合間に Rimo による AI まとめができたので、資料ページにサッと公開する技ができて楽しい。ぼぼイケてて内容修正 5 %程度。自分のための自分による自分の記録がすぐできるうれしさ。 pic.twitter.com/kbDPoy76oW
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) December 19, 2025
AI 議事録もすぐできて見返せて楽しかったです!
Done やれたこと

今回もばっちりハンズオン資料も作成して臨むことができました。
こちらです → 開志専門職大学特別講義 2025 資料ページ
Ollama ついては、ローカルで動く生成 AI の仕組み。ネット接続不要でデータが外部に出ないのでプライバシー的に良く。無料で使えるので、学生のプロトタイプ制作にも使いやすく API があって他技術との連携がしやすいことを伝えました。
ハンズオンでUnity + Whisper API + Ollama を連携で、音声入力 → 文字起こし → AI応答 → 音声出力の流れを体験しつつ、クラウド(OpenAI)とローカル(Ollama)の違いを実感していただきました。
そして、ライブデモでは Meta Quest(VR)から音声で LED・サーボモーターを操作しつつ MCP(Model Context Protocol)自分でハンドリングできるクラウド環境も紹介しました。
#開志専門職大学 特別講義、無事エクストラトークいけそうー。 pic.twitter.com/Cshfbe4hvz
— Tanaka Seigo (@1ft_seabass) December 18, 2025
エクストラトークでは AI活用の気づきとして、発注力(明確な指示)が精度を左右したり、鵜呑みにせず、経験として吸収することが大事だよっていう実感であったりエンジニアリングとクリエイティブの境界が溶けてきている話をできました。
Learn まなんだこと

エクストラトークはやはり多少ラフでも仕事や技術での自分の感じた近況をギュッとはなるのが大事だなと学べました。もぎたて感は大切ですね。

そして、やはりいいね!システム(リアクションアプリ)は盛り上がりましたね。
QR コードでアクセスできスマホからリアルタイムでリアクションを送れるものなのですが明確に拍手をしなくても、学生が「おおおお!」と心が動かされたところは見えるのがうれしいです。
授業の盛り上がりが可視化されるのわけで 2 年生クラスでは 4 コマの長丁場でありながら 25578 リアクションを得ることができました。
昨年の授業後も学生が継続的にリアクションを送っていただいてたエピソードがありましたが、今回も授業後にちょいちょい増えててうれしかったです。

また今回はじめて授業中に AI 議事録による事後のまとめ提供をしてみました。私が構造的になるように意識して話しているのもありますが、かなりイイ感じにまとまりました。

昨年は、こういった情報提供用に録画を YouTube にアップロードするということをしていたのですが 1 時間で 8 GB くらいあって、それを何ここも送ることになってしまい、事後の対応として重いのと動画だと同じ時間の見る時間が拘束されることを考えると、今回の AI 議事録でしたら、文字として斜め読みで把握できるので良いなと思いました。これもかなり学びになりましたね。

今回の特別講師も江口先生をはじめ開志専門職大学のみなさんにいろいろサポートいただきました。とても楽しく授業をすることができました。ありがとうございました!