mosquitto_pub や mosquitto_sub コマンドで合ってるパスワード入力したのに Unable to connect (This feature is not supported.). が出て解決したメモです。
前提
Windows でも Linux でも起きる話だと思いますが、ここでは Windows です。
ひとまず Mosquitto をインストールして、
mosquitto_passwd -b pwfile username password
のような形でユーザー ID とパスワードを設定しているような状況で、
password_file c:\mosquitto\pwfile allow_anonymous false listener 1883
の conf ファイルをもとに起動されている状況の Mosquitto MQTT ブローカーです。
このあたりは一旦サッと始めるシンプルな MQTT ブローカーな状況です。
Mosquitto のバージョンは 、
mosquitto version 2.0.15 starting
でした。
合ってるパスワードを入れても Unable to connect (This feature is not supported.).
今回、授業で MQTT を使うときに、ハマっている人がいて自分もうまく解決できなかった、合ってるパスワードを入れても Unable to connect (This feature is not supported.). という状況。
繰り返しますが。パスワードは合っています。
さて、そのうえで、購読では、
mosquitto_sub -u username -p password -t test
のコマンドが、
Unable to connect (This feature is not supported.).
となり、発行でも、
mosquitto_pub -u username -p password -t test -m message
のコマンドが、
Unable to connect (This feature is not supported.).
となって、え？「This feature is not supported. って機能がサポートされてない！？なんで！？」となってしまいました。
パスワード用のパラメータは -p でなく -P なことに注意
はい。原因が分かればなんてことはないのですが、
mosquitto_pub -u username -p password -t test -m message
パスワード用のパラメータは -p でなく -P なことに注意です。
購読は、
mosquitto_sub -u username -P password -t test
で、発行は、
mosquitto_pub -u username -P password -t test -m message
これで通ります！
ユーザー指定が -u なので、うっかりパスワード指定も小文字で -p でやってしまったのが原因でした。
加えて、
- -p 指定は本来ポート番号を指定なので数字だがパスワードと勘違いして文字列を入れるとポート番号が数字以外を指定されていて「Unable to connect (This feature is not supported.).」と、繋がらないよ＆そんな機能は（ポート指定）にはないよとなる
- -p と -P を間違えたときに「もしかしてポート指定とパスワード指定間違ってません？」といった親切なエラーは出ないのでそんな機能は（ポート指定）にはないよルートで原因を追おうとすると迷う
といった思考ミスが起こっていた次第です。
いやー。注意ですね！一つ勉強になりました！