CloudMQTT で最小プラン Humble Hedgehog でインスタンスを作り最低限の設定をするメモです。
今後もいろいろ変わるでしょうから、2021年9月版ということで進めます。
やりたいこと
Plans | CloudMQTT にあるとおり、Humble Hedgehog という最小プランの設定を進めていきます。 2021 年 9 月時点で $ 5 / 月 です。イラストかわいい。
ログインしてインスタンスを作る
CloudMQTTのアカウントは作っていて、支払いのためのクレジットカードの設定などは済んでいる前提で進めます。
まず、ログインして Instances リストが表示されます。右上の緑の Create new instance ボタンをクリックします。
Select a plan and name のページに行くので設定していきます。
- Name
- 自由に名前を決めます。
- Plan
- Humble Hedgehog ($5/month) を選択
- Tags
- たくさんインスタンスがあるときに区別するためのものなので、必要であればつけましょう。
このように設定したら Select Region ボタンをクリックして進めます。
Select a region and data center のページに行くので Data center を指定します。色々あるようで、あまり選べない US-East-1 , EU-West-1 くらいなので、US-East-1 (Northern Virginia)
を選びます。
選んだら Review ボタンをクリックして進めます。
Create new instance のページに行くので内容を確認します。
設定に間違えがなければ Create instance ボタンをクリックして進めます。
すぐにインスタンスが作られ、Instances リストに今回作ったものが表示されます。
詳細の設定をする
Instances リストの今回作ったものをクリックして詳細を設定します。
Instance info に書かせている設定で接続できますが、ちゃんと、ユーザーを作ります。
ユーザーを作る
右メニューから Users and ACL をクリックします。ACL は、おそらく、Access Control Lists みたいな意味です。
Users and ACL で、まずユーザーを作成していきます。
Name がユーザー名、Password パスワードを設定して Add ボタンをクリックします。
このように登録されます。
ACL を設定
Users and ACL ページの下部にある ACL を作成していきます。
- Type
- Pattern をチェック(Pattern Topic と書いてあるところ)
- Read Access ?
- チェック
- Write Access ?
- チェック
- Pattern
#
を入力して Add ボタンをクリックします。
ACL のリストに登録されます。
こうすることで、MQTT のトピック名は全部通るようになるので検証しやすくなります。接続チェックや仕組みが整って来たらトピックを狭めるように調整していきましょう。
これで設定は完了です!
MQTT でつないでみる場合は
Node-RED や mosquitto で MQTT でつないでみる場合は以下のように設定を使います。
- サーバー
- Details > Instance info に書かれている Server
- おそらく driver.cloudmqtt.com
- ポート
- Details > Instance info に書かれている Port
- SSL Port や Websockets Port (TLS only) ではない
- ユーザー
- Users and ACL で作ったユーザ名
- パスワード
- Users and ACL で作ったパスワード
で CloudMQTT とつなぎます。トピックは ACL を #
にしているので、何を設定しても大丈夫です。ただ、いきなり複雑なトピックを指定すると混乱するので /test
くらいシンプルなもので試してから仕組みを作っていきましょう。
余談ですが、以前は Cute Cat という無料プランがあった
Plan Cute Cat is no longer available and is replaced by $5 Humble Hedgehog. For more information please read our announcement.
そうなんです、インスタンス作るときにメッセージ出てますが以前は Cute Cat という無料プランがありましたが今は無くなっています。
Cute Cat is Out of Stock | CloudMQTT
リンク先にある記事を見ていると、なんとなく事情も分かるなあというところ。
CloudMQTTはちゃんと 5 ドル課金すると、このようなユーザー管理やアクセスコントロールであったり、自動でクラウドにインスタンス作ってくれたり、 MQTTS や WebSocket も使えて、揃っているなという印象。まずは小さくスタートするときには便利だなと思っているので、課金してもぜんぜんアリだなと印象です!