RICOH toruno をイベント参加時に使ってみたメモ

RICOH toruno をβ版のモニターとしてイベント参加時に使ってみたメモです。

登壇イベントのメモで使ってみたんですが、話を聞いてテキストに起こすところをうまくサポートしてくれて、実況に向いてますね!イベント中の一部の時間帯で使ってみましたが、あくせくしない良い実況ができました。

toruno について

toruno | Ricoh

ボタン一つで、会議の発言をすぐにテキスト化して表示します。
そして、そのテキストに加え、音声、会議で使われた画面をまるごと自動記録します。会議中には理解の補助や聞き逃しのサポート、会議後にはライブ感ある振り返りやかんたん共有で議事録の代わりとしてお使いいただけます。

とのことで、β版のモニターとして使わさせていただいます。

イベントでの利用のきっかけ

DevRel Meetup in Tokyo #59 〜ブログ・テックブログ〜 – connpass

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ちょうど、登壇後にホッとしていた時に「さあ、自分の登壇も終わったことだし、イベントの内容を実況していこう」と考えていたところ、 toruno のアップデートの通知が来ました。

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うまく自動アップデートされなかったので、運営の方にサポートしてもらって、およそ 5 分でアップデート完了。

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toruno の様子

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リアルタイムでずらずらーっとテキスト化してくれます。「うん」と入ってるのはオンライン会場にはミュートで聞こえないけど、手元でご登壇の内容にうなづいてたときの「うん」です笑

多少の読み違いはあれど、あとで読み返しても分かるくらい精度が高い印象です。Kubernetesとか、テックブログとか、しっかりテキスト化されるのすごいですよね。ちょっと修正するだけで使えるものばかりでした。

とはいいつつも、ただコピペするのはもったいない。だいたい 60 ~ 70 %の文章・文脈は採用して、ツイートするために、自分の気持ちを入れたり、いい感じに文字数を収まるように調整した結果のツイートがこちらです。

使ってみて、以下のようなことに気づけました。

  • ツイート作っている間に登壇の話題に置いていかれることなく視聴に集中できる
  • 数分前の良いセリフを、軽く覚えておいて振り返ってツイートできる
  • 気持ちが楽になるので自然とリアルタイムの気づきも投稿しやすくなる
  • 記録を見返して話の前後をざっと読んで、すぐに感想をアウトプットできる
  • テキスト起こしの結果は口語寄りなので、そこからアウトプットするために調整することが楽しい

話を読み取りテキストにする AI と、その場の雰囲気や情念を加えて伝える人間の脳のコラボレーションの一つの形を感じることができました~。このような AI によるリアルタイムテキスト起こしの可能性を垣間見えましたね。

テキスト記録によってテキストを起こす労力や不安から解放されて、イベントをより集中して楽しみ、思ったことを記録テキストにスパイスのようにうまく加えてアウトプットできるのは良いと思いました。

引き続き、使ってみます!