長岡造形大学でIoTとMixedRealityについてデモとHoloLens体験会をしてきました

長岡造形大学でIoTとMixedRealityについてデモとHoloLens体験会をしてきました。そのまとめです。

きっかけ

このたび、長岡造形大学 徳久 達彦 先生の打診でこのような運びとなりました。

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私の右肩にいる後ろにいらっしゃるイケてるシャツの方が徳久先生です。

徳久先生とは、もともとFLASHの制作でご一緒したり、ハッカソンに参加したり、コミュニティの運営に関わったり、そしてテニスと、以前より関わりがありましたが、最近の私の活動を見ていただいていて、IoTとMixedRealityあたりをデザインを中心とした本学生たちに是非いろいろと見せてほしいということで、馳せ参じました!

ありがとうございます!

大学を見てみる

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2時間ほど前入りして大学を見せていただきました。自然も豊かで広々としてきれい。なによりも長岡涼しい。

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大学内もコンクリート造りでできていて建築物としても見てて楽しい。こういうコンクリート構造と創造の現場といった趣きは、我が母校東京造形大学を思い出させてくれます。

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夏休みに入っているので人は少なめでしたが、いたるところに制作している学生さんを見かけることができました。ほどよく日が差し込み静かな空間。設備も充実していて落ち着いて制作できる素敵な場所でした。

準備

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では早速セミナールームへ。

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だんだんと準備を進めていきます。HoloLensをかぶってやる気を出している図。(Oculus Goやドローンも準備しましたが時間切れで見せれず無念!)

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HoloLens体験用にオブジェクトを配置しつつ、Node-REDを軸にNefryBTやM5Stackなど仕込んでいきます。

いよいよスタート

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探り探りのスタートです。

なるべく難しい言葉で投げかけず、自分がデザイン系の大学にいたときを思い出しながらの立ち上がり。

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まず、IoTの話から。

とはいっても、テクノロジーの方からはいるというよりも、M5Stackからプロダクトデザインの面からIoTを考えてみたり、NefryBTとGroveでのインターフェースとしてのセンシングの話が引っかかりが良かったです。そこから切り込んでいく形に。

「IoTを知りたい!」というテクノロジー寄りの広島でのシチュエーションとはまた違ったアプローチで話して楽しかったです。

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そして、テクノロジーとデザインをつなぐというツールとしてのNode-REDの話へ行きつつ、Azure Custom Visionといった画像認識AIを絡めたデモを見せて、テクノロジーでたどり着くその先といった未来の話も少々。

さすが、実際にモノを作るみなさんなので、自分の制作物に対して、どうやってネットワークやギミックを仕込んでいくか、何がテクノロジーとして必要かといった話が広がりました。

そしてHoloLens体験会

未来の話が盛り上がってくると、Mixed Realityの話へも飛躍しやすい。HoloLensの体験会につながります。

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一人ひとりにかぶってもらいつつも、待っている他の人とはディスカッションをしながら進めました。デザイン系の学生さんらしい、使い勝手や生活へどう馴染むかの質問などあり活発に会話できました。

ふりかえり&花火

ということで、おおよそ3時間のデモとHoloLens体験会の講義を終えることができました。広島も4時間でしたが、こちらの3時間も濃密であっという間でした。

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おおむね学生のみなさんも熱量高く聞いていただいていた印象で、今後の制作物へいい刺激がプラスになったら嬉しいですね!

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そして、もう一つの目的だった、長岡花火大会!無事、講義を終えた充実感とともに、ビール片手に堪能いたしました!

今後も、日々の開発をしていく中で、このようにテクノロジーの面白さを伝えられるよう頑張って行きたいと思っております。