littleBitsマウントボードと連携するLEGOパーツの試行錯誤そして出来上がるまでメモの後編です。
足部分とパーツの厚さの課題を現状の最終版として調整したメモと、ここまでの試行錯誤のまとめを書いています。
version 4 : 足90%縮小を100%にしました
version 3 で足出っ張りは活きなかったのでもう一度調整。パーツの厚さをもう少し薄くする。
version 2から、足90%縮小を100%に戻しました。ただし、足の高さは深くハマってしまうと折れそうなので高さは90%を維持。円柱の太さだけ100%に戻した。
- 結果
- 足もかなりキッチリハマるようになった。
- 高さは90%だったのでハメやすく外れやすさに寄与している。
- パーツの厚さはあと一息。
バージョン5 : パーツの厚さを薄くしました
version 3でかなり良くなったので、パーツの厚さだけもう一段薄くした。
- 結果
- ついに実用に行けそうなものが出来た。
- モータが浮き上がる状態がなくなり、ほぼ平行になった。0.3mm、0.5mmの調整は響きにくかったので、思い切って1.0mm薄くしたのが功を奏した。
作業まとめ
試行錯誤のフローとしては以下のとおりです。
この矢印分。つまり5回ほど980円の出力をしていただきました。
(パーツまとめたり、小バージョンで分けたりしたので、ズレはあるけど1回前後のズレと思われます。)
並べて振り返るとこんな流れです。
きっちりハマる構造を目指さなければ突き詰める箇所も少なかったでしょう。しかし、今回の目指すところではこういう試行錯誤はしょうがありません。
しかし、しっかりつくるための注意点は
- 0.3mmや0.5mmなどあまり細かい寸法は効果が薄いケースはある。思い切って1mmレベルでの調整も必要。
- あまり構造を薄くし過ぎると壊れやすくなってしまう。
- ハマる構造の場合、穴より細すぎると、全く噛まなくなる(あたりまえ)
- ほんのちょっとの調整ですごくハマりやすくなるケースもあるので注意深く太らせる。
と、いろいと見えてきたので、次回またこういうハマる構造を試すときは、サイコロ状に数パターン調整した足を一回つくるなど、試してみたいと思います。
ともあれ、ちゃんと自分の目指すオリジナルパーツが出来て良かったです。
それでは、実際に使っていこうと思います。よき、3Dプリンター Lifeを!