littleBitsマウントボードと連携するLEGOパーツの試行錯誤そして出来上がるまでメモの前編です。
約1ヶ月位での流れをまとめてみたら結構なボリュームなので前編・後編に分けました!
version 1 : 足がちゃんと噛むことはわかったので作ってみました。
前回の記事で足がちゃんと噛むことはわかったので作ってみました。
LEGOの寸法は以下を参考にしました。
- Legoの寸法
- レゴの基本寸法です。 8ミリピッチ、両端に0.1ミリの遊びがあります。 高さは9.6ミリで、9.6:8=6:5です。 0…. on Twitpic
- lego plate 4×4 by jbelux – Thingiverse
ただ、どれも素晴らしいナレッジなんですが、即使える訳ではないので、いろいろ組み合わせつつ調整しました。
苦労したのは、4.8mmの円柱で接合部を作ったところ。足の部分は、そのまま合体させました。
途中、littleBits社から提供されているモーター3Dモデリングを置いてみて、パーツの厚みも計算してきっちり合わせてみたりもした。
- 結果
- マウントボードの足が噛みすぎて外すときに足が折れたりしてしまった
- 4足でなく2足にすることにした。
- 思ったよりも大きくてマウントボードが手狭になってしまった。
- 4x4LEGOでなくて4x2LEGOにすることにした。
- 3Dデータ上でがキッチリ合わないのである程度の遊びが必要(0.5mm~1.5mm?)
- マウントボードの足が噛みすぎて外すときに足が折れたりしてしまった
version 1.1 : モーター軸受け細い軸も検討
モーターへの軸も太いと思っていたので試しにギリギリまで細くしてみたが、これはあまりいい手ではなかった。
- 構造が薄すぎてめちゃくちゃ壊れやすい。
- LEGO十字の穴がかなりハマりにくいので余裕を持たせる必要がある。
- littleBits社の元の軸受けの偉大さを知る。
version 2 : コンパクト&調整版
version 1 の教訓を活かして、3Dプリンター屋さんのアドバイスも加味して以下の方針にしました。
- 4足でなく2足にすることにした。
- 4x4LEGOでなくて4x2LEGOにすることにした。
- 全体としてversion 1よりも遊びをもたす。
- 足も深くハマり過ぎないように90%に細めてみた。
- 結果
- コンパクトになったのでマウントボードにかなり置きやすくなった。
- 足90%縮小、やりすぎ。ちゃんと噛まなくなってしまった。
- LEGOの接合の部分も4.8mm円柱だとちょっと外れやすい印象。
version 3 : 足を噛むように出っ張りを付ける
version 2 の、LEGOの接合ぴったりは活かしつつ、足とパーツの厚さをさらに調整。
まず、パーツの厚さを0.5mm削ってみた。
LEGOの接合の部分も4.8mm円柱から0.2mm大きくしてよりきっちり噛むようにしてみた。
- 3Dプリンター屋さんのアドバイスにペンキャップがよく噛むヒントをもらう。
- 足90%縮小を100%にしてうまくいく自信がないので、足を噛むように出っ張りを付けてみた。
およそ、0.2mm程度の出っ張り。2足の両方につける。
- 結果
- LEGOの接合の部分も4.8mm円柱から0.2mm大きくするのは成功。かなり噛むように。
- 足の出っ張り案は失敗。というのも、0.2mm程度の出っ張りが3Dプリンターで表現できても影響が薄いようだ。
- パーツの厚さを薄くしたことで、モータが浮き上がる度合いが減った。まだ、薄く出来そう。
つづきは後編へ
ここまでなんとか全体としてはパーツが合ってきたような気がしますが、まだ、足部分とパーツの厚さがもう一息!
後編へ向けて試行錯誤していきます。
それでは、よき、3Dプリンター Lifeを!