タイトルで終わっちゃったような話ですが、IS11CAを購入した直後にau IS11CA Android で電話帳のデータを全消去し復活させるまでの顛末です。7/14に購入して、7/15にやらかしました。かなり間抜けですが、参考になれば。
まず、前の携帯からデータ移行を購入店舗(ヨドバシカメラ吉祥寺店)でしてもらった。
ヨドバシカメラ吉祥寺店でIS11CAを購入しましたが、いつもの携帯電話買い替えのと同じようにアドレス帳移行をお願いしたのがはじまり。
家電量販店のスマートフォン設定料金が凄い 「Twitter1000円」「Skype1500円」 – ガジェット通信
これのアドレス帳移行 1500円だけお願いしたわけです。
1時間後、初期設定が終わって、すぐに使いにくいものの電話帳から友人に電話やメール出せる感じで使い勝手はよし。
この時点でデータの行き先を詳しく聞いておくべきだった。
ことの始まり
まったく使用してないGmail連絡先に大量に連絡先が入っている!?
メインで使用しているGmailアカウントはあるものの、今までまったく使用してないGmailアカウントの連絡先に大量に連絡先が入っている!?
気持ち悪いので全消去。
今までまったく使用してない連絡先なので当然リストはゼロ件。使った記憶がない。
それなのに携帯電話の電話帳に似た名称の人たちが入っている。いつの間に?というわけで、気持ち悪いので全消去。
(ほんとにそう思ってやってしまった。)
電話の通知に名前が出ない?電話帳が真っ白になっていることに気付く
そうしたら、しばらくして誰かから電話がかかってきた。けれど、電話帳の名前が出ない。
何かの業者かセールスかな?と怪訝そうに出てみると、なんと電話帳登録済みの友人。え?あれ?
電話が終わって、電話帳がうまく移行できてなくて表示されないのかと思ったら、、、電話帳がきれいに真っ白という状況。
正直、頭も真っ白。えーなにこれ?
どういうことか
これ、何をやらかしたかというと、簡単に言うと、Gmail連絡先がAndroidスマートフォンの中の電話帳と同じものなので、全消去すれば、当然、全部消えた。ということです。
ここまで自分は携帯電話の中にだけ情報が入っていると勘違いしてまして。まさかGmail連絡先と同期してると思ってなかったのでやらかしてしまいました。
しかも、実はちょうどGoogle+に入り初めの時期が重なってまして、Google+から自動で入る変な名前もあるし、無記名の名前もあったりでよりおかしく見えたのです(これは後日Google+でサークルに入れた人たちのアカウントと判明。うおお。)
解決方法(au限定)
というわけで復活した方法。au限定です。
いろいろと調べてようやくGmail連絡先が根幹だと知っていたので、Gmail連絡帳へのインポートにどうにか乗せる方法をとりました。
元のCSVはどこから取る?
W61CAで定期的に端末内のアドレス帳データをauのサーバーに保存しておく「au one アドレス帳」というサービスを使ってたので、そこからCSVデータを取り出せるので、それを使いました。
苦労したところ
さらっと書きましたが以降には結構苦労しました。
Another Aquatic Zone: ガラケーからEVOへのアドレス帳移行
こちらのアドレスにあるようにCSVがあってもau one アドレス帳のCSVとGmail連絡先のCSVのデータの並びが全然違うので、これはもう表計算ソフトを駆使して無理くり合わせました。
具体的には以下のような違いがあります。
- au one アドレス帳のCSV
"名前","ヨミ","電話番号1","電話番号1の属性","電話番号2","電話番号2の属性","電話番号3","電話番号3の属性","電話番号4","電話番号4の属性","電話番号5","電話番号5の属性","メールアドレス1","メールアドレス1の属性","メールアドレス2","メールアドレス2の属性","メールアドレス3","メールアドレス3の属性","メールアドレス4","メールアドレス4の属性","メールアドレス5","メールアドレス5の属性","郵便番号","住所","誕生日","星座","血液型","趣味","メモ","URL"
- Gmail連絡先をエクスポートしたCSV
Name,Given Name,Additional Name,Family Name,Yomi Name,Given Name Yomi,Additional Name Yomi,Family Name Yomi,Name Prefix,Name Suffix,Initials,Nickname,Short Name,Maiden Name,Birthday,Gender,Location,Billing Information,Directory Server,Mileage,Occupation,Hobby,Sensitivity,Priority,Subject,Notes,Group Membership,E-mail 1 - Value,E-mail 1 - Type,E-mail 2 - Value,E-mail 2 - Type,E-mail 3 - Value,E-mail 3 - Type,Phone 1 - Value,Phone 1 - Type,Phone 2 - Value,Phone 2 - Type,Phone 3 - Value,Phone 3 - Type,Address 1 - Type,Address 1 - Formatted,Address 1 - Formatted,Address 1 - Street,Address 1 - City,Address 1 - PO Box,Address 1 - Region,Address 1 - Postal Code,Address 1 - Postal Code,Address 1 - Country,Address 1 - Extended Address
テーブルを置き換える。
ということで、以下のように置き換えました。
auテーブル | → | Gmail連絡先テーブル | 補足 |
---|---|---|---|
名前 | → | Name | 姓と名も分けれそうだが、私はスルー。 |
ヨミ | → | Yomi Name | |
メールアドレス1 | → | E-mail 1 – Value | |
メールアドレス1の属性 | → | E-mail 1 – Type | Mobileは携帯区分。Homeは自宅区分。Workは仕事? |
メールアドレス2~n | → | E-mail 2 – Value | 2以降は空きなく順番に並べる。1から飛ばして3のようにしない。 |
メールアドレス2~nの属性 | → | E-mail 2 – Type | 2以降は空きなく順番に並べる。1から飛ばして3のようにしない。 |
電話番号1 | → | Phone 1 – Value | |
電話番号1の属性 | → | Phone 1 – Type | Mobileは携帯区分。Homeは自宅区分。Workは仕事? |
電話番号2~n | → | Phone 2 – Value | 2以降は空きなく順番に並べる。1から飛ばして3のようにしない。 |
電話番号2~nの属性 | → | Phone 2 – Type | 2以降は空きなく順番に並べる。1から飛ばして3のようにしない。 |
郵便番号 | → | Address 1 – Postal Code | |
住所 | → | Address 1 – Country | Countryは適当に入れた。Address 1 – Street,City,PO Box,Region,Countryあたりに区分すれば入るようだが、大変だったので却下。 |
メモ | → | Notes | |
誕生日 | → | Birthday | とりあえずyyyy/mm/ddで入力すると反映。でも日付型が合わない? |
Gmail連絡先をエクスポートしたCSVの項目と並び順を大切に
Gmail連絡先をエクスポートしたCSVの項目と並び順は変更せずそのまま使いましょう。
電話番号やメールアドレスも3もあり、NicknameやらLocationやらau one アドレス帳にはなかった情報もあるので、適宜削除したくなりますが我慢です。ちょっとでも手をつけると読まれません。
おわりに
以上のことを行ってGmail連絡先にインポートして反映を確認し、しばらく待っていると同期されたので、無事連絡帳が復活しました。
ヨドバシでやってもらったアドレス帳移行 1500円がパーになりましたが、Googleおよびクラウドの恐ろしさを知るには十分な勉強代になりました。
それでは良いAndroid Lifeを。