AWS IoTのNode-REDノードを見つけたので使ってみるメモ

先日、AWS IoTが使えるようになりましたが、AWS IoTのNode-REDノードを見つけたので使ってみるメモです。

インストール

npmはこちら。

node-red-contrib-aws-iotからnode-redにインストールします。

2016/06/20時点ではまだベータと銘打っていましたが、UIをみるにMQTTにラップしているものとお見受けします。

cd .node-red
npm install node-red-contrib-aws-iot

今回はWindows10のNode-REDにインストールしました。Raspberry PiもWindows10でもほぼおなじ感覚で入ります。

aws-iot-node-red-setting-memo_1

無事、インストールされました。

設定

AWS IoTの入力を試してみましょう。

前回の記事で使ったNodeJSの設定を移植する形で進めます。

var device = awsIot.device({
    "host": "     .iot.ap-northeast-1.amazonaws.com",
    "port": 8883,
    "clientId": "sample01",
    "thingName": "sample01",
    "caCert": "root-CA.crt",
    "clientCert": "     -certificate.pem.crt",
    "privateKey": "    -private.pem.key"
});

aws-iot-node-red-setting-memo_2

  • Serverにはhostの情報を入力します
  • ClientIDにはclientIdの情報を入力します

aws-iot-node-red-setting-memo_3

パスは今回は絶対パスで指定しました。例えば「C:\key\aws_iot\     -private.pem.key」といった形で直接指定することができました。

  • Key PathにはprivateKeyの情報を入力します
  • Cert PathにはclientCertの情報を入力します
  • CA PathにはcaCertの情報を入力します

試していませんが相対パスもおそらく指定可能です。

aws-iot-node-red-setting-memo_4

接続先の設定を終えたら、トピックを指定します。今回も「topic_1」で指定しました。

aws-iot-node-red-setting-memo_5

早速、デバックノードとつなげます。

AWS IoTからテストしてみる。

早速テストしてみます。

aws-iot-node-red-setting-memo_6

AWS IoTのメニューからMQTT Clientページに行きます。

aws-iot-node-red-setting-memo_7

発信するためにGenerate client IDボタンで適当なClientIDを発行します。

aws-iot-node-red-setting-memo_9

ClientIDを作成しましたらPublic to topicに行きます。

aws-iot-node-red-setting-memo_11

早速、Publish topcで、topic_1の値を設定してPublishボタンで発信します。

aws-iot-node-red-setting-memo_12

無事、Node-REDのデバックノードで検出できました。

node-red-contrib-aws-iotはまだベータ版のようですが、今でも軽い用途であれば問題なく使えそうです。

NodeJSコードだけでなく、セキュアにやり取りできるAWS IoTサービスに送受信するNode-REDフローができれば、一層実践的にデバイス連携ができますね!早速、Raspberry Piでは設定すべきものだなと思いました。

それでは、よきAWS IoT Lifeを!!!