はんだづけカフェでlittleBits BITSNAPSパーツをはんだづけしてきたメモです。
わたくし、普段はWEB制作をしているためPCのある事務所部屋に、はんだできるスペースを持つのはちょっとまだなー。と考えていたところ、3331 Arts Chiyodaにあるはんだづけカフェに行くと無料ではんだづけできる!おもしろそうということで、行ってまいりました。
詳しくは以下のレポートが分かりやすかったです。
3331 Arts Chiyodaへ行く
まず3331 Arts Chiyodaの3階にいきます。階数をあらわすフォントもいいなー。
つきました。わくわくする。
実は、先日下見をしていたので会員証はいただいていました。
名刺サイズのこんなの。
5つのきめごと。
- ケガとゴミは自分持ち
- 道具は大切に
- やったり考えたりしてから周りに聞こう
- わかる人は助けてあげよう
- 店員さんを困らせない
守ります。
さっそくはじめてみる
先日の下見のときと同じ店員さんだったのではなしやすかった。
littleBitsや基盤を見せつつ「こういうのをちょっとはんだづけしたいので、はんだごてを使いたいです。」と言うと、必要な道具や道具の出し方や置き方を教えていただきました。
- はんだごて一式
- つくえを焼かないための木の板
はんだごて。
これ、もし作業場でちゃんとはんだづけしたくてスペースがあるなら買いたかったもの。温度計やスリープ機能もついてる優れものやつだ!
はんだも持っていないので100円で購入しました。店員さんは「すこしですけど」とおっしゃっていましたが、ちょい作業の私には十分。つくえをうっかり焼かないように、木の板もお借りしました。
今回のやりたいこと
さて、今回は前回の記事でPROTOモジュールで電子工作が出来たのですが、PROTOモジュールだと、配線をはめるためにネジを開け閉めしたり、POWER、GND、SIGNALのピンの使い方について知識が必要だったのでもうちょっとブレットボードにすぐに扱えるようにならないかなということで、littleBits BITSNAPSパーツに目をつけました。
BITSNAPSパーツはモジュールの基本となるパーツで、PROTOモジュールと似ていますが、POWER、GND、SIGNALがむき出しになっていて、はんだ付けなどをしてモジュールっぽいものを作るものに向いています。
本来これでオリジナルのモジュールを作りますが、今回はブレットボードに連携さるように、カラー付きのオスコードをはんだづけします。このようにボタンモジューとBITSNAPSが連携するのと同じようにブレットボードがボタンモジュールと置き換わっても動くようなイメージ。
Tips & Tricks: HDK Tips & Tricksの「WHEN WORKING WITH BIT SNAPS…」のところを参考に、VCC + は赤色、SIGNALは黄色、GND – は黒色と対応するようにオスコードをはんだづけします。
いざつくってみる
店員さんもどんなのつくるのかなーと気にしていただいて、オスコードを切っていたとき「コードから金属をむき出しにするときにはワイヤーストリッパーっていいですよ」とアドバイスしてくれました。今まで不格好にゆるく持ったペンチや爪で引き出してたのですごく便利。
こういうものを付けるときは「BITSNAP側の端子金属とコードの金属部分を両方はんだづけしたほうが良い」ともアドバイスいただいてやってみる。
まず、オスコード側でむき出しの金属部にぺたぺた。
BITSNAPSの金属部にもはんだをぺたぺた。
うまくいきました。
いざくっつける!
店員さんのアドバイスで「パーツをちょっとした固定したいときはニッパーなどの段差を利用するよい」というアドバイスがあり、それを発展。
ニッパーの金属部分に、まず、BITSNAPの磁石部分をくっつけて固定してから、はんだづけしたのでやりやすかったです。
無事できあがりました!
さっそくブレットボードに装着
やってみます。色が対応しているので分かりやすい!さっそくボタンモジュールとLEDモジュールをブレットボードを挟んで連携してみます。
ボタンを押してみると左のLEDモジュールの明かりがついて、しっかり連携できています!
まとめ
おおよそ、他の予定が押していたので金曜夜に30~40分ほど伺って、無事はんだづけできまして。しかもやりたかったlittleBitsとブレットボードでプロトタイプ力を高めるというスタートをきることが出来ました。
はんだづけカフェは、店員さんも気持ちよく対応いただきアドバイスも分かりやすかったです。むしろ、アドバイスなしですと、きっとところどころ苦労してたと思うのでありがたかったです。
また、あくまで私の場合ですが、普段の作業場とは別のところ(はんだづけカフェ)で作業ができたのはプラスでした。はんだづけカフェで時間内にやるぞ!ということで、自分のやりたいタスクをまとめて作業を目的に特化できました。また、いい道具をお試しで使えて、作業がスムーズにキレイに進めることができたのもうれしい収穫です。
ということで、私のように「家でがっつりはんだづけする環境はまだ持てないし、スキル的にもいろいろ不安。だけど、電子工作やD.I.Y.のハブとなる場を感じながら、いい道具ではんだづけしてみたいなー」っていう人には、はんだづけカフェおすすめです。
それでは、よきlittleBits & 電子工作 Lifeを!