DMM.makeでlittleBitsとLEGO連携パーツ(フリーCADデータ)を出力したメモ

DMM.makeでlittleBitsとLEGO連携パーツ(フリーCADデータ)を出力したメモです。

LEGOとlittleBitsを連携していた

まず最近LEGOのテクニック系のパーツとlittleBitsモーターを連携していたのですが、

dmm-make-littlebits-lego_1

いかんせん、純正のLEGOアダプターだとやりにくいことがある。

Brick Adapter

  • 1つ1つのパーツが大きいのでコンパクトに組みたいときに困る
  • テクニック系の精密なギア合わせをする際に、LEGOの出っ張りのステップとlittleBitsのステップが今一歩合わない時があるので困る
  • もちろん、単純にLEGOとlittleBitsをくっつけるだけならとても有用。

あたりでしょうか。

思い立つ

こうなると、もっと相性の良いパーツのイメージはあるので、もはや、3Dデータを自作して、

  • 小ロット
  • コンパクト
  • オリジナルのパーツ

を3Dプリンターで出力してみるしかないと思い立ちました。

調べてみた

どうもlittleBits界隈でも同じ悩みを抱えている人がいたようで、

Tips & Tricks: 3D Printed Parts And Accessories

このようにいろいろ制作されて出力されているようです。

やはり自分による自分の用途のためのパーツなら、3Dプリンターは最適ですね!

一旦やってみよう

右も左も分からないですが、とりあえず、以前見学に行ったDMM.makeで3Dプリント出力やってたので試してみようと思い立ちました。

つくりたいもの、ほしいもの、ネットから3Dプリント! – DMM.com

パーツを選定

まだ自分で自作するにはいろいろとやることがあるので、一旦上記TipsにもあったフリーCADデータをダウンロードしてきました。

Lego to LittleBits mount / adaptor by VengTheVader – Thingiverse

ライセンス表記も親切。

早速STLデータをアップロード

手順はこちらが詳しいです。

DMMの3Dプリントを試してみました

早速STLデータをアップロードしてみました。

早速、発注前の試算してみるも高い!

発注前にすぐ試算されるできるのがいいですね。石膏では強度がまずそうなので、アクリルにしてみようとしたんですが、2000円オーバーで高い!

さすがにこれは試すにしても1パーツではきつすぎる。

モデリングツールで1パーツ4つにしてみる

いろいろ考えた結果、1パーツとしてみなされるのであれば、プラモデルのパーツのように4つくらいパーツを繋げても1パーツになるので、1個の値段は安くなるのではと思い、ついにモデリングをすることになりました。

ソフトは123D Deignにしました。

Autodesk 123D Design

DMMにいろいろと使い方など乗っているのでありがたかったです。

123D Deignでつくる、3D CADコース | 動画でマスターする、3Dデータのつくり方 – DMM.make 3Dプリント

4つに複製してつながるようにする。STLデータにしやすくするために結合させました。

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出来上がったのはこれ。我ながらよく頑張りました。プラモっぽい。実際にアップロードしてみて試算だと、3000円後半でも4パーツなので、ぐぬぬ。今後のために知見を貯めるためにも致し方なしか。

これで発注してみました。その後も丁寧に説明が出て親切。約1週間で届くことになりました。

届いた

大きな箱で届きまして。

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ちゃんと包装されています。

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開けてみましょう。

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おおー精密!!!市販品みたいだ・・・。

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早速装着してみました。

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実際に動かしてみました。

おー。これはLEGOの軸を多用してしまうけど、いろいろ使いみちはありそう。

それでは、よき3D Print Lifeを。