IoT Kickoff Vol.3を共同開催ふりかえり

IoT Kickoff Vol.3を共同開催ふりかえりです。

当日の参加の雰囲気

募集内容は以下の通りです。

  • 中級者~上級者
  • IoTしてみたいデザイナー
  • IoTしてみたい企画
  • IoTしてみたいエンジニア

という募集にしました。

IoT Kickoff #3 – connpass

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今回はIoTやってみたい勢の7人が集まっていただきました。ちょっとバタバタで中級者~上級者さんへのアプローチが甘かったので反省です。次回はもうちょっとなんとかしたい。

準備

今回は、いろいろ考えた上でNefryBTとcloudBit中心に持っていきました。準備をする上で、それぞれの設定やりやすさや配慮が見えていて自分としても得るものがありました。

当日

さて、いよいよ当日です。

午前中がペッパソンへの技術説明LT参加という流れでした。Pepper+IoTということでIoT関連としては連続性のある展開でした。

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先日リリースされた「はじめてのNode-RED」も添えつつ、書籍もいくつか紹介しました。

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そして、今回のアイテムたち。

そして、スタート。

そう。この優しい感じというのは、自分がそうしたわけではないですが、なんか分かります。

まずは、3回目の開催で話すことの絞り込みがうまく回りはじめていることと、最近IoT案件をいくつか関わったことによって、参加される方と自分の知見をどう結びつけようかということを、ある程度、ゆったりと進められたことが、今回の雰囲気作りに繋がったのかなと思います。

また、NefryBTとcloudBitに狙いを絞ることによって、全部話しきらなければ!という気負いが少なくなったことも良い展開を生んだと思います。

途中、なぜGroveやNefryBTが良いのか、そして、littleBitsのような路線が何がいいのかという話もできました。

  • 電子工作って実際どういうもの?(秋月電子の商品ページを見せながら)
  • 回路は大事。けれども。試行錯誤は大変。
  • 回路を作りやすくするブレットボード的なアプローチもいいね
  • 回路をソフトウェアで試行錯誤できるマイコン。そしてArduino。
  • いろいろと電子工作の知見が世の中に蓄積されてパターンが見えてきた(デジタル・アナログ・I2C・・・)
  • パターンが見えてくるとある程度の制約をつけて同じように扱えるという話
  • そこに対してのGroveとしての考え方(4本線という範疇でうまく流し込めるように固める)
  • そこに対してのlittleBitsの考え方(オンオフと度合い。そして度合いに全部寄せる)
  • センサー・アクチュエータというThings部分の試行錯誤のしやすさが見えてくる
  • いよいよInternet部分の話
  • 以前は大変だったけど、Arduino IDEでネットワークもやりやすくなってきた
  • ESPシリーズの登場。それを生かしたいろいろな機器たち
  • NefryBTの紹介。Arduino IDE内のソースコードの役割をさらに良い具合に分担してる。
  • Groveのセンサー・アクチュエータ類の紹介。そして、楽しいブロックパーツ。
  • いろいろやってみましょう

などを話して進めていきました。

おかげさまで、参加者の方にもヒントになったようでして、うれしいです!

まとめ

話す量は多かったですが、みなさん優しく聞き入っていただきまして、かなり手応えがあるイベントとなりました。おかげさまで、次回も期待いただける声もあり、今年はちょっと無理そうですが、来年はじめまでのどこかでまたやっていきたいと考えています。

そういえば、前回のイベントでこのようにつぶやいていたようですが、まったく覚えていなかったのに、今回は狙い通りになっていたのは、自分の中でちょっとうれしかったです。この夏場を越えて、NefryBTとcloudBitというIoTをやる上での、良い具合の武器が揃ってきて嬉しいですね。

それでは、よきIoT Lifeを!