SAMURAI ISLAND EXPO17にて照明設備とHoloLensの連携をしてまいりました

SAMURAI ISLAND EXPO'17にて照明設備とHoloLensの連携をしてまいりました。

Tokyo MotionControl Networkさんにのお声がけいただいて、展示の機会をいただきました。
以前のHoloLensと照明API DALIの連携をしてきたメモを発展させたものです。

実験でも一緒に行ったDigital-light.jpの中畑さんとともに、先日の実験から様々な準備をして参加しました。

中畑さんの告知記事→今週末のイベントでTMCNさんのブースでDALILens展示します | Digital-light.jp

さて準備です

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会場のスペースにある丸テーブルを借りて準備します。

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じゃじゃーん。いい感じです。

準備中に撮影してもらいました。 yukkinさん ありがとうございます!

中のスイッチについても、以下のような現場に合わせた改良をしています。

  • 前回はWebSocket通信で相互通信をしたが、今回は操作に特化してHTTP通信で片方だけ通信に寄せた
  • スイッチについても現場の視野に合わせてかなり遠目に 1m → 3m くらい
  • スイッチの大きさも押しやすいように、実は2.5倍くらいの大きさに

実際の展示の雰囲気

現場ではHoloLensを知っている方はあまりおらず「HoloLensとは?」というところから話した上で、今回の照明器具デモに行くと仮想スイッチ操作までたどりつけ、とても濃くHoloLens談義に花を咲かせることが出来ました。

左下の画像の通り、熱血講師みたいな感じになって、色々とHoloLens説明しました。

HoloLens説明も今までの制作系友人を集めてのレクチャーをした知見が活きまして、

かぶってもらう
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調整
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まずマウスポイントに例えてGaze
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壁見てもらってマウスクリックに見立ててAirTapと空間認識把握
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色々配置してある空間を見たもらう
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ちきゅうを回り込む
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ねこをタップして動かす
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Holographicをいろいろ試して遊んでもらう
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HoloLenzで空間穴あけを体験してもらい空間に干渉するのを把握してもらう
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いよいよ照明器具連携 DALILens 準備
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AirTap&Gazeができるので照明シーンを色々切り替えて、さらなる実用感を体験

といった説明を組み立てて、スムーズに魅力をお伝えできました。立ちっぱなしの説明で切れ目がなかったので、昼食が食べてすぐ消費するような感じでしたが充実でした!

そして、楽しめた様子をTwitterにアップしていただいた方もおられました。ありがとうございます!

ふりかえり

今回は、HoloLens部分の情報技術側の私と照明機器や設備に関するビジネスを知る中畑さんとが上手く連携でき、効果的なプレゼンテーションが出来ました。また展示時のお互いの服が白シャツでして、こりゃ照明が反射しやすいよね的な気付きから白シャツブラザーズというユニットの着想を得ました。

普段は1人で説明することが多く、どうしても、技術自体の魅力の話と先の展開であるビジネスの楽しさの話のバランスを1人だけでは取りにくく悩ましい部分があります。そのあたりをやはり2人で分担することで思考にも厚みが出ますし、よい説明ができました。

ということで、いろいろなビジネスシーンの方と交流して、私や中畑さんの考えると面白い未来を伝えて、共感したり反応を伺ったりして、ぐるぐると思考を積み重ねることが出来ました。

このような機会をいただけたTokyo MotionControl NetworkさまをはじめSamurai Incubate.inc サムライインキュベートさんに感謝いたします。

引き続き、HoloLens x IoT や HoloLens x 設備 をいろいろと試してまいります!