7/18・7/19、スマートライフハッカソンというハッカソンに参加しまして、冠の賞となるスマートライフハッカソン賞をいただきました!様々な賞の中で、最初に呼ばれました。審査委員長 慶応義塾大学 中西泰人先生にコメントいただけて、うれしかったです。
私達のネタ
今回のハッカソンはLEDライト、エアコン、スマート家電など様々な機器をハックできるハッカソン。
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事前デモ・アイデアソン | Smart Life Hackathon
私達のネタは名づけて「ココロブレイカー」。今のブレーカーって容赦なく電源断して影響も大きいので、もっとスマートに自分たちの設定したブレーカーを簡単に設定、かつ、建物が操れるならLED照明の点滅などで建物と対話的にコミュニケーションして、ココロに優しくお知らせしてブレーカーやろうよ、っていう企画にしました。
ハードウェアと比べて調整がしやすいソフトウェアならではの特性を活かした ソフトウェアブレーカ って感じで、スマートハウスやスマートビルが普及した先の世界、そして、より普及するためにこういうのがあったらいいなという企画でした。
今回のチーム
今回のチームは、チーム55eとして3人で参加しました。
- 小橋剛さん
- Unity全般
- Android実機のもろもろのところ
- 石垣エリサさん
- デザイン全般
- 工作(littleBits ココロブレイカーメーター)
- 私(田中正吾)
- 全体の企画・設計
- UnityとMQTT連携担当(NodeJS)
- プレゼン資料作成および発表
- 盛り上げ
というだいたいの分担で、私は制作リーダーとして、全体の制作進行などもやらせていただきました。
制作物裏話
制作物もちゃんと完成したのは、ほんとよかった。
少々裏話すると、本来PCメインで動くビルコミ3DのUnityを「スマートホームで使うなら絶対タブレットで使うだろう」と、無理やりAndroidのUnityアプリへ移植しました。
小橋さんのUnityの実装とさすがのUnity自体のポテンシャル。コード変更少なめにちゃんと動いて驚きました。正直、MQTTの疎通は動かなくなったんですが、今からJava書くわけには行かず、そこはHTTPの通信でUnityからは発信、NodeJSのほうでMQTT疎通をする方法で切り抜けました。
企画の想起段階のラフです。かなり初動でこういう道筋が決めれて、それぞれが走り出せたのは良かった。(出来上がりとは異なりますが、おおまかな流れはあっています。)
早々に、デザインに着手していただいた石垣さんありがとうございました。デザインが一本芯が通って、プレゼン資料もテイストが合わせやすくUIも引き締まりました!小橋さんも連携部分は苦労されたかと思います。そして2DUIの実装お疲れ様でした。
佳境からプレゼンまで
アイデアソンやハッカソンで大変な中も参加者同士交流していまして、しかもツール提供されている会社さんとハッカソン参加者が一緒に動いてるのは新鮮でした。このような感じだったので、プレゼン発表時はピリピリせず、なごやか。参加者のみなさんも審査委員の方々もいいかんじに一緒に聞いていてこちらも伝えやすい雰囲気でした。
最後の3時間で無理やりながら投入したのが、littleBits(cloudBit)によるココロブレイカーメーター。LED点滅だけでなく、可愛くお知らせするガジェットも作ってしまおうという試みでした。ココロブレイカーが、もし普及したら、こういうのもあったらいいなと、私が設計をして石垣さんがデザイン&工作頑張っていただきました!やはりいいですね。自前IoTを絡めると、ビルとの一体感が増した気がします。
ダンボール・立てるためのブックエンド・コクヨ プリット ひっつき虫・ペン・ネットプリントで出力したメーター盤で、だいたいできています。
プレゼンの内容は、以下のスライドをアップしたので、雰囲気が伝れば。
終わった後、結構いろいろな人にプレゼン印象的だったね、と声かけてもらえてうれしかったです。制作物がしっかり出来て、プレゼンにより気持ちを乗せて伝えられたことが大きいと思います。
チームのお二人、ありがとう。おつかれさまー。
受賞!
その後、参加者みんなに投票用紙が配られ1人1票を投票し、それも加味しつつ、審査員の方々の厳正な審査を経て、弊チームはスマートライフハッカソン賞をいただきました!
いただいた賞品は抽選でしたので、固定の賞品ではありません。3人とも抽選で以下のとおりです。株式会社大塚商会様からご提供の賞品です。
私自身は株式会社大塚商会様からご提供のPlugwise社製のスマートコンセントというものをいただきました!
省エネルギー – スマートコンセント | 製品情報&サービス | 株式会社 東光高岳 TAKAOKA TOKO CO., LTD.
文字通り、電源周りが色々いじれそうなので、早速使ってみようと思います。
おわりに
いやーアイデアソンの1日を含めると、ハッカソンの2日とで実質3日。チームメンバーにも恵まれ、楽しく無事切り抜けることが出来ました。
そしてハッカソンとアイデアソンに参加されたみなさま、そして、運営・審査員のみなさま、ありがとうございました。楽しくハックすることが出来、このような賞もいただき、うれしい!
引き続き、いろいろと頑張っていきます。